組長の徒然なるままに

北関東の極一部でその名を轟かす硬派ヨンク使いの会、恐怖の六年二組を主宰する組長の極フツーの日常やその偏見入り左脇えぐるよな視線で見つめた社会の風景を語る門外不出の赤裸々日記。

スノウボウドにオモウ

世界の組長、今回はスノウボウドに思うのです(笑)。

この遊びがワタシの冬のフェイバリットなのは以前ご紹介の通りでございますが、気がつきゃオヤジボーダーとして経験年数だけがどんどん加算され、それにつれてどんどん文句も多くなるというタワゴトを今回ご紹介する次第であります(笑)。

ワタシが最初にスノウボウドなる品物を装着したのは、アツギの友人にレクチャー(特訓という放置)をされる2シーズン程前でした。
その板は先が刺さって血が出そうなぐらい尖っていて、ケツがいわゆるスワローテイル、ソールには結構なRが付いていて金属エッジがあり、幅が400ミリ近くもあるのに長さは1000ミリちょっとという何とも不気味なモノでして、スキーのハードブーツが完全固定できるビンディング付きという、今の一般的なボウドとはずいぶん違う形状をしておりました。


当時の会社の先輩が何処からか仕入れて来たものでして、随分と荒っぽい保管のためエッジが割れていたことを思い出します。
そして、当然ワタシは当時年端も行かない(笑)後輩だったので、悪い先輩に「これを装着せよ」と言われれば断ることはできず、随分と不自由な思いで滑り降りてきたものです。
恐ろしく不自由でコツの掴みづらい、イタイ遊びだなあと思いました(笑)。
今思えば当然なんですけど、ソールにRがついているので、エッジも立てられず曲がらないし止まらないのです。
過渡期の製品とは恐ろしいものです(爆)。


そんなわけでアツギ君の御誘いはずいぶんと遠慮してたのですけど、「今はそんなの違う!」という力説に負けてついにやってみたのです。
最初にレンタルで借りた板はバートンだったかと思いますが、確かに歴史的遺物の板とはまったく違いました。
前後は同じだし(笑)、ソールは平だし、何よりソフトブーツなのでビックリモノなのです。

かねてよりスキーのハードブーツは、何脚買っても自分に合ったものが見つからず、多少痛いまま「こんなもんなのか?」という疑問を抱きながら使っておりました。
それが単なる登山靴形状のソフトブーツになったのですから、根本的なブレークスルーを実現できたわけですね。
これで滑れるようになれば楽だなあと漠然と感じたのを思い出します。



で、最初はご多分にもれず、”転ぶ転がる硬い雪面にビタ付けられる”といういわゆる一般的スノボ初心者の図でございました。
そこそこ滑れたスキーヤーだったのでスピードに慣れているというマズイ側面もあって、いろいろしなくてもイイ怪我もしましたが(笑)。


さて始めてしまったからにはやはり自分の板が欲しくなるわけでして、当時は本当に扱っている店が少ない上に高価な代物であり、雑誌なぞを傍らに随分と店探しをしたものです。
板だけでも8万とか10万とかしたんですよ。バンド式のビンディングでも3〜4万とか、もうヤリタイ放題な値段設定でした。
今ではホームセンターや郊外スーパーで千円単位で売ってるぐらいですけどね(笑)。


やがて慣れて来るとこの遊びの”不便”も解ってくるのです。
リフトに乗る時に片足装着でスケーティングする姿は、どう見てもカッコいいものではありません(爆)。
まして板に対してほぼ横向きにビンディングを固定しているのですから、板側の足が捻じれまくって不自然です。
そしてリフトから降りた時のあの装着作業が、、(笑)。


スキーヤー上がりの自分はどうにもこの点が不便に思えてでしょうがないのです。しかも降り場の傍で座り込んでカチャカチャやってるのは危険ですし、かといって片足未装着のまま邪魔にならないところまで移動するのもそれなりの完熟と慣れが必要です。

で、興味を示したのはステップイン式のビンディングとシューズでした。当時最初に出たのはサイド固定タイプのVANZというヤツで、テレビで広告までやってたので覚えている方もいらっしゃると思います。
このサイド固定式、kissmarkではスイッチと呼称しまして、ワタシが未だ愛用しているタイプでございます。

この他につま先とかかとで固定するクリッカーという商品もありまして、シマノ(あのシマノです)でその最新タイプが発売されてます。

VANZは発売と同時に買おうかと思ったぐらい、エポッキングな代物でした。しかし試着してみたところ、靴は木靴のように固く、ビンディングは多少のガタがあって、どう贔屓目に見ても金払っては買えないモノでした。

落胆を尻目に2シーズン程バンド式で過ごしましたが、その間にビンディング業界も進歩して随分と各メーカーからステップイン式が売られておりました。すでに板は3〜4万台でマトモなモノが買えて、中には19800円フルセットなんて格安品も現れて、やっとスキー並みの市民権が得られたのだなあと感じたものです。


そんな中、半ば諦めかけていたステップインの事でしたが、キスマーク社製品でワンピース構造、カットが短く幅広のタイプのステップインシューズが発売になり、あまり期待もしないで試着。
靴はカットが短いとはいえハイバック内蔵なのでマトモなソフトよりも歩きづらいのですが、不快ではありません。
以前憧れたVANZと同じサイド固定方式ですが、ビンディングにロックさせた状態でもあのガタはなく、こちらも合格です。

そんなこんなでワタシも遂に最新ギアを装備するスノーボーダーとして、地方ゲレンデを席巻するまでに至る”予定”でした(笑)。

ところが、世の中そうウマいものはありませんで(爆)。

あれ程良いと思っていたステップインですが、雪や氷が噛んでしまうと不完全ロック状態になって、そのまま滑りだすと途中で外れてしまってとても怖い思いをするのです。
したがってよ〜っくビンディングの雪を払ってから装着することが重要なのです。

バンド式ビンディングでもリフトの時などはバンドロックを外したりラチェットを緩めますよね。板に装着している側の足でも、そのぐらい緩めたぐらいでは外れる心配もありませんし、何より絞めっぱなしでは足にも良くありません。
ステップインでは靴側にラチェットが付いておりますが、当然リフト等でも緩めたりしちゃうのです。
ということは滑り出すときは当然絞めるわけで、これはバンドもステップインも変わらない行為なので、後ろ脚を装着する以外にもイロイロ作業はあるワケで、思った程時短や手間の短縮にはなりません。

そして、やはり「痛い」のです。
ハイバック別体のステップインではそんなことも無いのかもしれませんが、やはりバンド式のブーツに比べれば硬く変形し辛いように出来ております。サンタクルズのワンピからの履き替えだったので、足が余計にそう感じているのかもしれません。

「痛い」のがイヤでスキーヤーから転身したのに、ボーダー歴10年目にしてまさに本末転倒な行為を行ってしまったのですね(笑)。


痛いながらも使い続けて現在に至るのは、やはりステップインは便利だからですけど、次もソレにするかと言われれば微妙な心境です。
いい加減なワタシはバンド式でも座り込んで装着することは稀ですし、ステップイン式で何か画期的なシステムが出来なければ、またまたフレックスのアルミカップのバンド式ビンディング(コレ良かったけどまだあるんだろうか)に戻ってしまうでしょうね。

もはやVANZもスイッチも、その後継も跡形もなく、シマノのみがステップインを開発し続けている状況では絶滅も間近な未来でしょう。
リフトの頂上で座り込みが続いても、今となっては別に邪魔だと思わない自分がいるのも確かです。
どんなシューズにも対応でき、確実にロック出来て軽いハイバック付きのステップイン開発は夢に終わったようですが、逆にベーシックなバンド式が主流になって残った事実が嬉しくも思えます。
クルマでいえばATか絶滅してMTが残るようなものですし。



先日のニュースで東芝がHDD/DVD方式から撤退してしまったと伝えておりました。
今後、主流はソニーの推進するブルーレイディスクになるようです。
ガキの頃、ベータかVHSかという論争がありましたが、まさにこういうシステムは繰り返しの歴史なのですね。

ちょっと違いますけど、スノウボウドのステップインビンディングもそこまでの論争になるぐらい開発が進んで欲しかったなと、栃木の組長はちょっと残念にそう思うのです。




















  1. 2008/02/18(月) 17:00:39|
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ロクノニくみちょ

Author:ロクノニくみちょ
愛車日産サファリY60と、それにまつわる悲喜交々な出来事を赤裸々に曝け出す西高東低の気圧配置意味なしブログです(笑)。
”組長”(注1)と呼ばれる問題児が見た社会や、彼の偏った価値観をモザイク無しの直球勝負で書き綴る、不良中年現在進行形の異常日記でございます。
尚、ご覧になる貴方の人生になんら足しにはならないので見過ぎに注意してください。食後に1アクセス程度を心掛けてください。
またサファリ関連だと思って見てもまるで参考にもならないので、真似すると愛車の健康を損なう恐れもあります。


(注1)組長とは、説明しよう。
t県はy市y張のアレ○クラー弓張という某所に悪の巣窟公開秘密結社6年2組という世界征服と環境保全(爆)を目的としたチームの長。
元走り屋今路外屋。奇跡的に既婚。見事にメタボ。表向きは某企業の設計を担うサラリーマン。会社では彼が”戦車”に乗っていることを誰も知らない。

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