リアシート、ワタシにはなかなかお邪魔する機会のない場所です。
タクシーにはまず乗らないし、会社のクルマは大概自分で運転していくし、自分のクルマですらサヨナラするまで10回乗るかどうかってカンジです。
世の中にはリアシート専門な方もいらっしゃるでしょうし、またそのような使い方を重要視した御車もメーカーには用意がありますが、ワタシには一生縁がなさそうですね。
ところが、先日衝撃的なリアシートを見てしまいました。
これは、、マジで乗れるのかココへ??
”黒い店”のSC430という元ソアラです(爆)。
赤い内装がいかにもバブリーですが、仕上げの良さそうなシートが付いております。
もちろん、その仕上げは座れない分もバッチリ(爆)。
コレってまさか小型犬様用?(笑)
ポルシェだって何とかすれば運転席の後ろでも脚ぐらいは入ったもんですけど、レクサスソアラは完全に前シートと後ろシートの座面が引っ付いてしまってるのでそんなスペースもなさそうです。
だいいちこの狭さでは身体も納まりませんぜ。
メタボ星人の”ワタシ目”的にはいっそ無い方が良さそうに思えるのですが、ホント偉いヒトの考える事は解りません(笑)。
こっちは同じ本革でも随分と異なるシートです(笑)。
このシートを見れば、”経年変化”と”使い込まれた味”は違うって事が学べます(爆)。
慣れ親しんだ光景のY60リアシートですが、コレの出来も実に宜しくはありません。
シートを貨客兼用登録に必要な位置とするとココになってしまうのでしょうけど、足元がお世辞にも広いとは言えませんし当然スライド機構も付いていません。
こんなに広大な車内空間なのに、強制的にやけにフロント席に近いところへ座らされてしまうのです。
おかげで疎外感はありませんが、振りかえった空間はウラメシイ程スッカスカだったりもします(笑)。
なので荷室の必要のない乗用車登録バージョンには3列目のシートが当然のように取り付けらていました。
もし、この時ロングの乗用車登録で5人乗りが登場していたら、ショーファードリブンもビックリの大空間リアシートが登場していたかもしれません。
そんな手狭(足狭?)な感のあるサファリのセカンドシートですが、んじゃ3列目はしっかり座れるかと言えばこれまた非常用の域を出ないシロモノです。
乗り降りを勘案しても到底人間様の席ではありません(爆)。
Y61になってからはボディの拡幅工事とともに随分とセカンドシートの足元も広くなって改善されたようですが、3列目は相変わらずなのでこの辺りが人員輸送用クロカン四駆として限界なのかもしれませんね。
昨今はミニバンとか言うような腰高で容積率の高い乗用車が、ファミリーユーザーを中心として定着してきていますが、なかなか7~8人を乗せて走る場合ってのは無いように見受けられます。
ソレが証拠に各社がこぞって取り組んでいるのは「3列目シートをどう収納するか?」ですよ(笑)。
つまりはじめから要らないワケです(爆)。
いくら科学が進んでもボディの大きさに比例して重量も嵩みますし、当然走行抵抗も増えますよね。
燃費の問題だけではなくブレーキ性能も確保せねばマズイのですが、こっち方面は日本国ではあまり重要視されていないのが不思議です(爆)。
ま、とにかくこの低燃費至上時代に逆行しているブツが持て囃されているのは確かなようです。
週末によく見られるような夫婦2+子供2乗車ミニバンが、ワタシには無駄な空間と重量を引きづりながら走っているように見えるのです。
そんなもんで燃費が走りがどうとかいう方がチャンチャラ可笑しい、とは思うのですが(爆)。
しかしそんな自分だってガソリン4.2リッターと2トン超えの鉄の塊を一人で動かしては悦に至ってるワケでして、どっちかと言えばミニバンより逆に罪は重いような気がします、、、(笑)。
が、これは既に”趣味”という我が生き方の問題なので、どんなギリでも合法範囲であればよろしいという類なのですよきっと(爆)。
で、世の中のオトウサンに提案ですが、どうせ4人ぐらいしか乗らないならですよ、ミニバンなんてカッコ悪い”護送車”なんて選択肢に入れるのは辞めたらどうでしょうか?
クルマにも操縦にも、いざと言う時の家族の安全にも全く興味がないとおっしゃられるなら話は別ですがね(爆)。
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- 2009/10/27(火) 11:35:59|
- 間違いだらけのクルマ人生
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