オフセットというと、普通ホイルに目が行くものです。
しかし重要なのは、タイヤの太さを考えた状態で考慮せねばならないということです。
よくあるのが「太いタイヤにしたいから+オフセットのホイルを組んで、フェンダーから出ないようにしたい」という事例ですね。
ココでホイルのオフセットと幅の関係をまず考えます。6Jから8Jにしてオフセットを+0から+30へ変更しますと、まずホイルの幅が50.8ミリ増えるので、振り分けて25.4ミリ。それに+30ミリオフセット。つまりはホイルの内側がノーマル状態よりシャシ側に54.4ミリ入るということですね。殆どのクルマがアウトになる数字です。タイロッドエンドはおろか、スプリングまで干渉するような感じです。
ではノーマルオフセットのままリムだけ広いホイルを入れてみましょう。これだと内側に25.4ミリ入り込むだけですね。なんとかクリア出来るクルマも多いと思います。コレくらいならフェンダーの中にも納まっている感じですが、問題はタイヤです。
6Jのホイルに組むタイヤは頑張って235が限度。8Jなら285ぐらいまでぶち込むことが出来るでしょう。さてそろそろこの辺りに落とし穴があるのですね。
8Jのホイルは203.2ミリの幅ですが、285のタイヤは285ミリ以上の幅があるのです。仮に285ミリとしても、ホイルと較べて81.8ミリも”太い”のです。
振り分けて40.9ミリがホイルに”加算”されますので、当然はみ出しタイヤ決定(爆)。しかし怖いのは、ハミタイではなくてその内側ですよね。ましてや上下に激しく動くヨンク(一部車種を除く、というか一部車種のみかな?)のアクスルなので、静止状態でオッケーでも、ちょっとしたオフで動かせばフェンダーの内側に土曜の夜にバリバリと干渉するでしょう。
こんなことはタイヤ屋さんのノウハウやマッチング表でプロは理解しているのですけど、オークションなどで手に入れたホイル付きタイヤや、今よりも太いタイヤを入手して現在お使いのホイルに入れる場合などには十分注意しないとダメだぞってことですね。
一般的に四駆用タイヤは、表記幅に較べてちょっと太いです。しかも適合リムの選択幅も広いので、細めのリムに組んでタイヤを膨らます(サイドがデカク見えてカッコいい)逆引っ張り系の組み方をメーカーでも平気でしています。
ノーマル状態で既にホイルかタイヤがタイロッドエンドやショックの付け根とのクリアランスが少ない場合は、それ以上の+オフセットは履けないと思ったほうが良いですし、タイヤメーカーのカタログが推奨するタイヤ幅とリム幅を選ぶようにすれば間違いはないと思います。
ちなみに広リム幅に細タイヤ(引っぱり履き)をすると、エアを抜いてもタイヤの変形が少なく意味がないばかりか、その形も不自然です。ビード落ちの原因となりますので、大きなお友達のみんなは絶対に真似しないで下さい。
Y60サファリの場合、基本はオーバーフェンダー無しADの鉄ホイル(6J+35)に215R16なので、グランロード標準の+5オフセットのホイルと265/70R16はタイヤとホイルのみでチープにワイドトレッド化されているという状態です。抵抗は増えるしスクラブ半径は拡がるしで、メーカーがやる事とは到底思えません。その証拠に+22のホイルに235/85R16のタイヤを履かせると、いままでワダチに捕われていた感じがスッキリ治まります。
いえいえタイヤの話でした。つまりヨンクでタイヤを太くしたいと考えれば、オフセットはどんどんマイナス方向になり、後付オーバーフェンダーは必需品となります。
ノーマルホイルに太目のタイヤを入れることも、フェンダー内側との干渉が懸念されます。
ちなみにノーマルバネのサファリで235/85R16と標準鉄チンホイルを履かせた場合、目一杯縮めるとリアフェンダー内側に看板なびかせバリバリ干渉します。
また幅広なタイヤは、グリップの良いコンクリ舗装路等でゆっくりと走る場合、そのタイヤの接地面で内輪差のような捻りチカラが生まれているのが解ると思います。265でも十分に感じます。デパートの屋内駐車場などのスエギリで、ギュギュギュギュ!っとデカイ音を立てているのは、自重のせいだけではないようです。235だとあまり音をたてませんが、コンパウンドが劣化している中古品だということも悲しい事実としてお伝えしておきます。
ノーマル含めて太いタイヤを履いている皆様、細身でほんのちょい大径を履いてみませんか?
オフセットを+に振って、軽快なハンドリングを楽しませんか?
オーバーフェンダーを取って、街中でも乗り易くしてみませんか?
そして、ガソリン節約してお小遣い増やしてみませんか??(笑)
- 2006/10/13(金) 15:20:42|
- safari
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