早咲きで有名な河津桜、たしか去年も見に行きました。
だから今年は行かなくていいじゃん、という理屈は、やはり通用しませんでした(爆)。
どうにも伊豆には道路が足りないイメージがありまして、昼間の移動は意識不明の大渋滞に巻き込まれる恐れが大であるので極力避けるべしとの、我が脳裏の大本営が発表しております。
従いまして、やはり今年も「早朝襲撃深夜退散」という攻撃パタンが最適かと思い、ティーダ号のダサいハンドルを握りしめて出撃と相成りました。
あまりに早く着き過ぎた為、河津のバガテル公園というところで仮眠。
腰に優しいレカロでも、寝るのは腰にあまりに酷なのでリアシートに丸まって就寝。
眠り始めに程なく雨がどさーっと降ってきまして、雨音で眠れず。
雨音はショパンのどうたらという曲がありましたが、オジサンは小便がしたくなります(笑)。
雨の切れるのを待ってタチションなぞをしていると、もう白々と夜が明けてきました。雨もこのまま上がりそうです。
奥様は出発時から完全爆睡モード、私の仮眠は結局出来ず仕舞でした。
朝700の河津桜です。雨に濡れた桜がまた風情です。

5分咲きという具合でしょうか。
満開よりもこれからの将来性を評価しましょう。

足湯に浸かっていると、睡魔が温泉パイプを伝ってワタシの両足の毛穴から侵入してきます。

朝から桜並木を行ったり来たりしているので、さすがに腹が減りました。
といってもまだ朝の範疇の時間なので近くに開いている店などなく、半ば仕方なく「富士宮焼きそば」を露店で購入。

公園で貪り食うのですが、これがまた予想外の旨さ。
麺が太くてもちもちっと腰があって甘くて、いやあ皆さん、焼きそばは富士宮で決定です(笑)。
ミカンやポンカンを大量に買い込んで、次は河津七滝を目指します。

清らかな滝を見ていると、心が洗われるようだよ(笑)。
どんなに水量のある滝でも、TB42のPMで汚れたワタシのどす黒いココロは薄まることすら無いでしょう(爆)。
最初の滝までは歩道が整備されてすんなりと到着できますが、この先は登山道とも言えるような険しい道のり。
風も強くなってきましたので、さすがに辞退いたします。
さてお次は南伊豆で昼飯と菜の花を。
さらに河津からどんどん南下していくと、弓ヶ浜という風光明媚な海水浴場に到着します。

今日はすごい強風の日なので砂が我々を襲います。たまらずに入った店が食堂でした。

この店一番人気の定食。小振りだけど伊勢海老が標準装備されてます。
奥様がスカサズ注文。

ワタシもその定食を食べたかったのですが、同じものを頼むのが本能でキライなので、海鮮丼に急速旋回。
こっちもウマそうです。
海鮮丼の刺身は、カンパチとマグロ、アジのたたきとイカでした。
全く見た目を裏切らない新鮮で甘く美味しい魚のバラバラ死体でした(爆)。
菜の花も強風で引きちぎれんばかりに揺れております。

去年はココで、スタンプラリーに捕まって帰ることも忘れて歩き回ったものです。
全部のスタンプを集めたのに、記念品すら設定がなく抽選には外れてしまい、あまり努力の甲斐のないイベントでした。
主催者はせめてスタンプ全部集めたら携帯ストラップぐらいは配って欲しいと思うのです。
さて、このまま帰っても渋滞にハマるだけ。
ワタシは伊豆、箱根のプロ(笑)なので、ノンビリと一碧湖のあたりの美術館でも見ようかと画策。タダ券もゲット済みなのです。
しかし、目的の美術館は強風のためクローズ。
ちょっと早いですけど、伊豆のプロはさっさと次の工程へ。
食事と休息もできるバリ風ホテルで一時をウツロウのです。
女子供が喜びそうなエキゾチックでオリエンタルなホテルディナーなぞを堪能しつつ、大きなお風呂でリフレッシュし、オジサンはちょっと強行軍だったので2〜3時間仮眠をとってと、まさに日帰りではマックスパラダイスなナイス時間を過ごすはずでした。
ええ、ハズだったんです。
チェックインして6時間利用としました。ちょっと脳裏を「泊っちゃえば?」と囁きが聞こえてきました。囁きに素直になっておけばよかったと、後で大きく後悔するんです!(爆)。
お風呂は大浴場も部屋の内風呂も広くて大変満足。部屋に備え付けのマッサージチェアもグー。食事もちょっと遅かったけど、オリエンタルなマイ部屋で食えるし美味しいし、文句はなかったのです。
〜ここから先、一般人はお食事中に読むことはお控えになられた方が良いかと思いますが、チャレンジャーは雑炊かもんじゃ焼なぞを食しつつ片目で読んでいただきたく〜
「ちょっと飲んでもイイ?」と奥様が言いました。
どうせ車内では寝てばかりなのでカマわんだろうと、どーんと大船に降りたつもりでやった私の判断ミスです。
てっきりデキャンタでくるだろうと踏んだワインは一本丸々のご登場で、しかもかなり旨そうなシロモノなのです。
ええ、ワタシは節度ある社会人で大人なので、いくら仮眠を取るからと言って飲酒するわけにはいきません。
美味しい食事とテレビ番組に夢中で、はっと気がつくともうワインは空になり、きっちり大酔っ払いクラゲと化した我が妻がケヘラケヘラと笑っております。
「うっ、ヤバい」長年の経験でこの後大変になるのは必至。何とかベッドに導くも、眠る気配は一向にありません。
小一時間ほど”怪獣”は布団を剥ぎ取り気炎を発し、何度も同じ説教を繰り返し泣いたり笑ったりしておりました。
勿論、ワタシは仮眠など取れるはずもありません。
時計を見るとあと2時間しか滞在できません。
ああ、昼間夢にまで見た仮眠が夢になるう〜(笑)。
急に静かになった奥様でしたが、ホッとしたのもつかの間、今度は物理的かつ悲劇的な核攻撃が始まるのです!(爆)。
「き、きぼちわるい、、、」
その一言でワタシは殲滅の恐怖を感じ取り、とっさに妻を起こします。
しかし足もとのおぼつか無い妻はトイレとは逆方向を目指しているではありませんか!
「トイレはそっちだ!ああそこじゃないってうわああ!!、、ああ、。」
最後の「ああ、」はもうコトが済んだという「あきらめ」を表しています。
少しはすっきりしたのか、そそくさと急にベットで寝始める妻。
いびきまでかいております。
とにかくこのままではチェックアウトも出来ませんので、勇気を振り絞って洗面器と雑巾で片付けます。
もしこれが他人の拡散波動砲だったらワタシは絶対に近寄ることすらしませんが、身内となると不思議です。
両手ですくい取って洗面器に投入し、トイレに流し、雑巾で拭いとります。
そんな作業にふと気がつくと、妻がまたゾンビのように部屋を徘徊しております。
「便所か?そうだ便所はそっちだ!」
便所まで導き扉をあけたのに、ムッとした表情で妻はドアを叩きしめます。
まあ何とか今度は「目標」に投下できているに違いない。
ワタシの欠点は確認をしないこと。
小学生の通信簿に「優秀ですが3本ほど抜けています」と書かれていた事を思い出しました。
「3本てなによ?2本でも1本でもなくて何だよソレ?」と思ったモノですが、それはこういうことだったのですね先生(笑)。
惨事の処理が全て済んで、まるで何事もなかったかのようになった床を見てホッとしたのか、ワタシも尿意が迫ってきました。
何気にトイレのドアをあけた瞬間、戦争はまだ終わってなかった事実を知ったのです。
「全然ちがうじゃん、、、」
便器には一滴も入ってません。全てOBじゃありませんか!
どうすればこのような標準が出来るのか不思議です。
尿意も引っ込み、呆然と立ちすくみましたが、復興作業が出来るマトモな人間は今ワタシ一人だけなのです。
もう一度勇気を振り絞り、酒臭いツブ入り液体と向き合います。
チェックアウトまであと1時間ぐらいでしょうか。仮眠はもう出来そうにありません。
もう一度シャワーを浴びて気分的にこびり付いた汚物と臭いを取り除きます。仮眠はすでに諦めました。
さて、今度はこの拡散波動砲を持った「怪獣」を起こして着替えさせ、クルマに放り込む作業が待っているのです。
大イビキで大の字になって快眠している奥様ですが、もう起きて頂かないとホテルの方に迷惑になってしまいます。
ヒジョーに迷惑そうに起きてきた妻ですが、ヒジョーに迷惑だったのはこのワタシでございます。
不思議とそそくさと自力で着替え始めたので、多少は酒が抜けたようですが油断はできません。
クルマで”放って”しまっても、所詮彼女のクルマですし、もうワタシに掃除の義務はないはずです(笑)。
2345(ふたさんよんご)無事チェックアウト。
クルマに乗った瞬間になぜかカードをゴソゴソと探し出す奥様。
何事かと聞くと「これで支払して」と。
今、ワタシお金払ったんです。見てたでしょ?
ダメだまだ酔っている。しかもJOMOカードで何を払おうと?(笑)。
シートに寝かしつけて、いつ吐いてもいいようにエチケット袋を作り再出発です。
土曜の夜とはいえさすがに道路にはクルマ1台いません。快調に飛ばすも隣の怪獣がいつ再起動するかも知れず、とりあえず振動を与えないように細心の注意を路面に払い運転します。
その後、自宅に着くまでの3時間は一度も波動砲の発射もなく、再起動すらもなく、先ほどワタシがコンビニで買ったソルマックを飲み干していつもの布団で睡眠に就かれました。
ワタシは気が張っていたせいもあり窓が明るくなるまで起きてましたが、その後急降下するように睡魔に飲まれて意識不明となり、結局日曜の1200まで爆眠を貪りました。
なんだか近年稀に見る「やり遂げたぞ!」というような誇らしい目覚めでございました(笑)。
奥様は「何も覚えていない」そうです。
気がついたらクルマが家についていた、そうです。
2008年の河津桜も「無事」に拝められました。
来年は、やはり行くのでしょうか?(爆)。
- 2008/02/27(水) 15:52:28|
- ふっ、お出かけさ
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