ちょっと面白いクルマをご紹介します。


一見、なんの変哲もないランサーセディアです。
しかもビジネスグレードの廉価版で、エボを見慣れている眼には随分と「普通」に見えます。
しかしよく見てみると、

ドアミラーが2段になっていたり、

ルームミラーも2個付いていたり、

助手席の足元にブレーキ!?が付いていたり(笑)
もうお分かりでしょうが、「教習車」なんです!(爆)
正式名は「三菱ランサー教習車」(そのまんま)。
こいつにお世話になった方もいらっしゃるかも知れませんね。
で、なんとなんと、このクルマは動力エネルギーが「LPG」なのです。
単価はガソリンの半分、ヤヤコシイ暫定税率ナシ!(笑)
しかもインジェクションLPiなのでパワーダウンもわずか、単位あたりの燃費もほぼガソリン車と同じぐらいとマサに良いコトづくめ!。
まあ、LPスタンド(オートガスといいます)が少ないのはしょうがないとしますけど、コンフォートやセドリックのタクシーが走っている場所ならば必ずある筈です(笑)。
どうして那須の仮ナンバーが付いてるって?
ははは(笑)、はいそのとおう〜り!
買ってしまいました!!(爆)6年落ち6万キロ、5速マニュアルミッションでエアコン付き、笑える教習装備満載です。
安かったのも決め手ですけど、教習車という前歴から整備手帳もバッチリ記録済みで当然禁煙車(笑)。おかげで室内外共とてもキレイ(嬉)。
これが買わずにいられようか、なのです。
なんせ燃料費が安く済むので爆飯サファリのセカンドカーには丁度良いではありませんか!。
教習車登録(8ナンバー)は出来ませんが、5ナンバーならばっちり新規が取れます。しかも一度に5人も乗れるのです!(笑)
セカンドカーは去年、サクシードを失ってから実に9か月ぶりの所有です。
”本妻”一本でこのまま行くのかと思われましたが、組長たるもの、やはり“愛人”は必要なのです(爆)。
なんせ本妻のサファリ、意識が白くなるほどの大食いですし(笑)。
現在、登録を控えての整備中。
って言っても自分は今回なにもしません(爆)。
世話になってばかりの整備工場経営の後輩へ「マル投げ」とシャレこみました(笑)。
勝手にピットは使うし予備検査はしちゃうし、、、と悪行三昧が続いているのでその反省の意味も込めて、という訳です。
今までいろんなクルマに乗ってきましたが、LPG車は初めてです。
さて、どんなオモロイことが待ってるのやらですねえ〜(爆)。

でもいくらモノ好き組長でも、このままマンマの教習車ではオハヅカシイのでこれ等は外させて頂きました(笑)。
詳しいスペックは「続き」でどうぞ。
*
*
*
*
*
*
ランサー教習車(LPG仕様)の概要
概要と言える程でもないのですが、その他の「ならでは!」という装備をご紹介します。
1、パワーウインドが付いている。
教習車にはオプションらしいのですが、面白いのは助手席からも運転席の窓の開閉ができる、という点です。
そいえば当時、バックでは窓から顔を出して確認せよ、と教わったような気もします。忘れたら教官がスカサズこれを操作して顔を出せと強要する装置ですね(爆)。
ベースとなっているビジネスグレードは普通のパワーウインドです。
2、フットランプがある。
センターコンソールに仰々しくスイッチがあります。つけると運転席下のペダルが明るくなります。
夕暮れや夜間などに「これがアクセルだブレーキだクラッチだ」と説明するためのシロモノでしょうか?。
3、マップランプがある。
いかにも後付け感バッチリのマップランプが「助手席」Aピラーに装着されてます。
教習手帳にハンコを押したり押さなかったりする作業に使われるのでしょう。
4、助手席が立派。
足元には教官ブレーキは本文でご紹介したとおりですが、両側に大きなフットレストが装着されています。
シートは無段階リフター付きです。運転席にはありません(笑)。
5、タコメーターが付いている。
ベースとなっているビジネスグレードには付きません。たしかにタコがあると発進の時のクラッチミートの”説明”はし易いですね。
ちなみにワタシが免許をとった時の教習車はボロボロのC31ローレルでしたが、当然タコメータなどはある筈もなく、教官が「ぶぶぶぶ、、が、ぶろ〜ってなるあたりでクラッチを徐々に上げてだな、、」と音をクチで説明してました(笑)。
6、ボンネットに作業灯?がある。
ボンネットの裏側にランプが付いています。夜間にエンジンの説明をするためでしょうか?
エアコンのコンデンサを指さして「発電機だ!」と言い張る教官がいましたが、その後誰か指摘してあげたのでしょうか?不安です(爆)。
7、羽が生えている。
リアウイングが付いています。あの上級グレードにしか許されないリアウイングです!(爆)。
ハイマウントストップランプのオプションを選ぶと勝手に装着されるようです。ワタシ的に言えば、単なる後方視界の妨げと空気抵抗になってます。
8、クラッチがでかい(らしい)。
もちろん見れませんが、教習仕様は耐久性のある大きめのクラッチ板とカバーを採用しているそうです。
たしかに教習所で豪快に扱われたクラッチの割には今でも全く問題なく普通に繋がります。
9、変なスイッチが付いている。
ダッシュボード右の一等地に後付けのタンブラースイッチがあります。
英語でRUNとナニやら(←読めてない)の表示があるのですが、たぶんLPGの供給を遮断するスイッチのようです。
いつナンドキに使うのでしょうか?
10、トランクにでっかいタンクが付いている。
LPGタンクはトランクにあります。工夫もなにもなく豪快にドカンと置かれています。
そしてガソリン車と違ってタンクは圧力容器なので別に検査が必要なのです。6年毎ですね。
赤と緑の操作バルブが付いてますが、家庭用のLPガスボンベと同じ握り手で妙に納得してしまいます。暑い日はひんやりして気持ちいいです(笑)。

次に「無い」装備です。
1、ラジオの類が一切ない。
教習中に音楽を聴くことはないということでしょうか、1DINの黒いメクラ蓋で栓をされています。当然標準スピーカーもありません。アンテナも穴すらありません。
コレはコレで後で随分と楽しめそうです。
2、集中ドアロックがない。
ベースのビジネスグレードに無いものですから付いてなくとも当然ですが、集中ドアロックに身体とココロが慣れてしまって運転席以外の施錠をかなりの確率で忘れます。
サファリ弐号機もADだったから無かったはずなのに、ニンゲンは楽な装備にはすぐに順応してしまうのですね。
3、トランクのスペースが、ない。
でっかいLPガスタンクがトランクの半分以上を占有しています。残った分をトランクとして使えということですが、確かにこの狭さではタクシーにはなれませんね。
ゴルフバッグが一個乗るぐらいです。折りたたみ自転車も運べません。
4、音がしない。
静かです。まったく静かです。アイドリングでブロロロロ、、という低い排気音は確認できますが、走りだしてしまうとホントにエンジン音は無音です。
久々のMT(爆)にボヤっと4速のまま走っていたりして、気が付くと3000回転近く回っていたりもするのですけど、それでも静かです。
5、燃料が減らない。
結局仮ナンバーのまま130キロ近く走りまわりましたが、燃料は大雑把な4目盛りのうちのヒト目盛りの半分ぐらい消費した程度です。
公称は85リッターと言われているボンベですけど、ガスはその容量の80パーセントしか充填できないそうなので、満タン68リッターです。
68/4=17リッターの半分、8.5リッターないし9リッターぐらいの消費量とすると、リッター14キロぐらいでしょうか?
もし60リッター使うとすると、航続距離は800キロになりますので、まあ近場の旅行ではそんなに困ることも無さそうです。

(このカタログはガソリン車のものです。)
さてここで燃料(燃費)対効果の比較をしてみましょう。
ティーダで17キロ/リッターとして(増大君仕様)、100キロ走るとすると約6リッターのガソリンが必要です。
ガソリンの単価が160円とすると960円で運んでくれる訳ですね。
ランサーLPGでは14キロ/リッター、100キロ走ると使う燃料は約7.2リッター、LPGの単価が90円/リッターとすると、650円で運んでくれます。
ティーダの17キロ/リッターは渋滞やエアコンなし+増大君1セット計測で結構ギリギリですけど、ランサーLPGはエアコン、さいたま市の渋滞付き計測なのです。いい加減な計算ですが。
ちなみにサファリだと、、、、7キロ/リッターとして100キロは14.5リッターと倍は燃料を美味しく頂いちゃってるワケでして(爆)、その金額は2320円にもなります。
毎日100キロは走る方だと(結構居ますよこの近所には)、ティーダ/ランサーLPGでは一日310円の差額で、1年で113150円の差になります。結構デカイです。
サファリだと、、、もう笑うしかないですけど、ランサーLPG/サファリでは一日1670円の差額、1年で60万とんで9550円と、3年でティーダの新車が買える差額になってしまいます!(笑)。
サファリで7キロ/リッターも”涙ぐましい努力”(過去記事参照)が必要ですし、もしカタログ値5.4キロ/リッターで計算したら、ああ、もう恐ろしくなるじゃないですか!(笑)。
また、宇都宮市内には数多のLPガススタンドがありますし、那須の本宅からでもエンジンを始動せずともサイサンのLPガススタンドに辿り着ける距離にワタシの周りのインフラは整備されてます。
旅行はティーダ、用事はランサー、遊びはサファリと、なかなかに充実したじゃないですかね(笑)!?
能力(スペック)は、現在解っとりません(爆)。
というのも、ランサー教習者という三菱自動車の車種は存在しても、そのLPG版はサードパーティーの改造車扱いになるので三菱としては把握していないそうなのです。
サードパーティーといっても三菱自動車のモロ子会社のようですけど、データは公表されてないようです。
車検証(末梢登録証)には形式の後に(改)が入ってます。
しかし、LP車が言われているようなパワー不足はあまり感じません。
たしかにタコの針が右向くまで回してもグングンと”来る”ような加速は得られませんけど、普通の一般的なガソリンNAエンジンと何らフィーリングは変わりません。
むしろ異様に静かな分、スムーズに過ぎて”ケリ”を感じないのではと思われます。
低速トルクも十分で、発進や停止が多くとも苦になりません。MTのギア比も高すぎず低すぎず、街中でも扱いやすい設定です。
少なくともシビックタイプRの10倍は乗り易いですね(笑)。
エンジン型式は4G93(改)、1800ccのOHCです。
ガソリンバージョンは114馬力の14.8Kg/mだ、そうですので、かなり余裕のある低速向きバルブタイミングのようです。
LPGもこれに準じているのでしょう。

(このカタログはガソリン車のモノです。)
ランサー教習者BYプロパン号、クルマ的にはまるで普通の小型乗用車です。
ティーダ程ではないにしろ、後ろの席も広々で友人知人を乗せるような日常ユーズには全くの問題なしです。
サファリだと「どこに乗るの!」とか罵声が飛ぶ瞬間ですが(爆)。
趣味性の薄いクルマなので今後何年乗るか解りませんが、次のタンク再検査まで6年はあるので、あと3回は車検を受けられるワケです。
このままLPGに課税や不当な値上げがされない限りは、タクシーのように40万キロ目指して密かに手元に置こうと思っています。
- 2008/06/16(月) 14:50:08|
- サファリ以外のお車事情
-
| トラックバック:0
-
| コメント:8
調べてみるとLPスタンド等のインフラは思ったよりも結構揃っている方だと思いました。CNGなんかよりも、ですが(爆)。
ガソリンスタンドがあり過ぎなんですよ(笑)。
サファリのLPG化(バイフェール)はちょっとだけやってみようとして挫折しました。
ガソリンのシビリアンにはLPG車があるのですが、「同じエンジンだ!」と力説しても、認可が取れそうにありません。
効果対費用なら、「増大君」ですよやっぱり!(笑)。
一昔前のLPG(3YとかNA20とか)は基本キャブなので細かい制御が出来なくて燃費が悪かったそうです。なんと”法律”で縛られていたそうです。
高圧ガスにまた高圧をかけるのかって理由で。
それから規制緩和でインジェクションも復旧してきたそうですが、未だタクシーのコンフォートやクルー、セドはキャブですので5〜7キロ/リッターだそうです。
久しぶりにMTに乗ると、「ああ、オレ、クルマ操ってるなあ〜」と実感しますよ(笑)。
5分で慣れちゃいますけど(爆)。
- 2008/06/17(火) 08:09:33 |
- URL |
- くみちょ #-
- [ 編集]