組長の徒然なるままに

北関東の極一部でその名を轟かす硬派ヨンク使いの会、恐怖の六年二組を主宰する組長の極フツーの日常やその偏見入り左脇えぐるよな視線で見つめた社会の風景を語る門外不出の赤裸々日記。

ランクル対サファリ

巷ではこーいう風な興味のとらえ方をしているご趣味の方が多いようですが、実際はどうなんでしょうか(笑)?

実は、表題の名称が付いたトライアル大会(親睦会??)にも出場したことがあります。
会場は今は亡き埼玉県の某オフロードコースで開催されまして、「ランクルの神様」と言われる京都の材木屋さんも来ておりました。
して、その時のL対Sの結果は、、、、どうだったか忘れました(笑)。

とゆーよりも、競うことそのものがナンセンスなような気もしましたけど。
だってサファリショートとロングが全く別なクルマのように、ランクルにも様々あるじゃないですかね。
バリバリクロカンマシン的ショートと街乗りロングじゃあ、どっちがどうでも較べたってしょーがねーじゃん(笑)。

そーいってしまうと身も蓋もすっ飛んで、「めでたし!」で終わってしまうので、対象を揃えて細かな比較で考えてみましょう(笑)。



ランクル70系VSサファリY60
70系には短いのから中ぐらいの、長いのと3種類もあるのでほんと困ります(笑)。
強いて言うならば70系はトレッドが狭くて安定性がない分、実質的な小回りが利きます。これはトライアルには有利ですね。
もちろん実質的、というのはカタログにノッかってる最小回転半径、というわけではありません。
走破性重視ならばショート、荷物も人もと言うならロング、せめて荷物だけはというミドルと3種類も取り揃えています。
対してサファリはランクルミドル並みのショートと、3mちかいホイルベースのロングの2種類。ロングはすでに70の敵ではない(笑)ので80クラスに参入ですね。
なので、ここでいうサファリとはショートのこととしましょうか。

モーグルのような地形を進む時も、トレッドの狭い70は有利です。
「え?逆じゃん!」とか思われるかもしれませんが、普通モーグルでは山の谷を跨ぐように走りますよね。
トレッドの広いサファリだとその山の稜線に近いところをタイヤが通過するので、長いストロークが必要です。
逆にトレッドが狭くて山の麓をタイヤが通る70ではストロークも必要とせず、不要に上下しないので車体も安定する、という事ですね。
いくらサファリの脚の懐が深いといっても限度がありますし、モーグルではちょっとラインがズレれば万事オッケーになってしまうという事は皆さん御承知の通りです。

タケ73

画像-0047-SAFARI 伸び
「がっ!」

画像-0048ーサファリ縮み
「きょんっ!」(笑)


しかし、モーグル+キャンバー地形では断然サファリの安定性が光ります。
トレッドが狭くて重心が高い70では常に横転の危険性がありますし、山側の車輪の踏ん張りもききません。
しかも常に凹凸が変化する路面では、荷重の抜けたもしくは載り過ぎたリーフでは追従出来なくて更なる不安定を生みます。
まっ平らなキャンバー、なんて人口地形以外では存在しないですからね。
Y60では広いトレッドによる踏ん張りと追従性の良いコイルとで、常に安定してキャンバーをクロウリングする事が出来ます。
よくサファリ乗りが言う「転ぶ気がしない」という言葉は、この辺りから来ているのでしょう。
もちろん、限界角度を超えれば横転するのはサファリも一緒です。
また天地に低いボディのディメンションから90度横転で済む確率は低く、腹を天にして180度回転まで転がってしまう事が多々あるのでくれぐれも限界探りには厳重な注意が必要です。

61サファリの横転
写真提供~Pegさん

ランクル横転寸前

ワタシの知る限り、70はよく転びます(笑)。
上記のようなキャンバーだけではなく、平地でもあっさりと行ってしまう光景も見たことがあります。
重心が高くてトレッドが狭いというジムニーのようなディメンションも影響があるとは思いますが、さらに横転伝説(爆)を裏付けるコトとして純正前後デフロックの装着率が高い事が挙げられます。
このデバイスの優位性は語るまでもないですが、純正で用意されているというトコロにトヨタさんの並々ならぬやる気を感じられます。
前後デフが完全に固定されてしまうと、不用意な路肩への駆け上がりや横転限界角度を超えても前進してしまう恐ろしさもある反面、走破性は素晴らしいモノがあります。

サファリはリアのみ純正デフロックが選べますが、これは日産が誤った使用を恐れてフロントへの設定を見送った結果です。
世界的に見てもリアのみのデフロックデバイスありってCCVは逆に珍しいのですが、、、。
もし、サファリのフロントにも用意があったら、ストック状態で比類なき走破性能を備えた世界一のCCVとなり得たでしょう。残念!。

70系ランクルのクロカン性能の良さはボディ形状にも表れています。
下に行くほど絞り込んでいるのでサイドシルの干渉を少なくすることが出来ます。独立したフェンダーは見切りがよく進むべき地面が良く見えます。
対してサファリは160時代よりのズドンとしたモダンバンボディ(笑)。これはオフロードを走る姿ではありません。
Tシャツにジーパンと背広にスラックス程は違うでしょうね。
なので地面に干渉する部位が多過ぎるサファリは、走る前からその持てる戦闘力を相当削がれているという状態なのです。

SYOUCYU20060618 005

たけ73 2
写真提供~たけのランクル研究所

もちろん、どちらも重いクルマです(笑)。
ヌたった泥でのスタックの苦労は並大抵のものではありません。スコップやジャッキでどうにかしようとするには大変な労力が必要です。
ウインチの装着率が高いのもそいういう背景があるからでしょうが、おデブな車重がさらに増える事になってしまうのも考えモノです。
「重いと押し付けが効く」、なんてよく耳にする言葉ですが、本気で走ってる人にはそんなのウソだと解るはずです。
重くて良かったと思えるのは他車を引く時のアンカーになる時ぐらいのモノ(笑)。
ただ、両車ともこのクラスでは世界に誇れる比類なき頑丈さがあるのも確かです。その重さも余裕のある設計からくる部材の厚みだったりするので、一概に悪いとは言えません。

エンジンに関しては、これは好みが分かれるところです。
6発大排気量にしては軽い吹けあがりが特徴の1HZもなかなかに名機ですが、低速トルクの塊のようなTDの味も捨てがたいですね。
1HZ+タコ足+よく出来た社外マフラーはまるでガソリンのような魅力ある揃った音がします。このテイストはいくらTDが頑張ってもちょっと無理(笑)。
良く出来た社外マフラーでも「ギョロンギョロン、、」という漁船サウンドは必ずします。もちろん、ディーゼルフェチにはタマラナイ音ではございますが、、(笑)。
乗ってもよく伸びる1HZと、対照的に低速から「くる」TDとの違いは明確です。
歩くような速度ぐらいのクロカンではTDのほうが使いやすいですが、高速道路の追い越しは1HZのほうが精神的に楽です。
このあたりもやはり、OHCとOHVの違いがあるのかも知れません。


正直こーいう比較モノと言うのは趣味の世界なので難しいというか、まさに意味が薄いと言わざるを得ません。
今回はフィールドに持ち込んで、という条件付けられたカタチに絞りましたが、実用トラックに求められる町中の利便性や荷役性などについてはサファリはまず太刀打ちできません。
維持費についても4ナンバーと1ナンバーでは違いますし、なにより高速道路の区分が大問題です。
500キロ積めるランクルよりも、250キロしか積めないサファリが通行料が高いなんてホントよく解らない話ですよね。

ベコベコ車に関する一般人の他人の目も、ランクルだと「ま、アレはジープだから」で済んでいるようですが、サファリだと「おいおいやっちまったなあ~!」になるようです。
クロカン装備満載車でもランクルでは「冒険」というイメージですが、サファリだと「戦争」になってしまいます(笑)。
もっともどちらも威圧的なので、某街宣車の前を通る時には静かにオトナシク通過するのがセオリーですね。


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  1. 2009/06/03(水) 23:59:59|
  2. MYサファリY60
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:5
<<草刈りとどっかで見たジムニー | ホーム | ジープの機能美展という「お伊勢参り」>>

コメント

その系統のブログを好んで行っている者です(笑)。
J7#はトラックでY6#は人員輸送車でしょうね。むしろJ6#、J8#との比較が適当かもしれませんね。
設計コンセプトがここにあるから、あんまり過激な凸凹道や、ひっくり返りそうな所は自動車の走るところでないから止めて頂戴というのがメーカーの本音でしょうね。

近所の田舎ではJ7#が良く使われています。ヤマト運輸さんや、お寺の和尚さん、鉱山の作業車、JAFなどなど雪国の山間部では意外なところに隠れています。
神岡市の警察署ではY60のネズミイロ標準ルーフロングが走ってました。お役所という感じで迫力がありますね。
両者とも生活に密着した車として活躍してます。

いずれにせよいい車ですね。




  1. 2009/06/04(木) 12:30:59 |
  2. URL |
  3. くろちゃん #-
  4. [ 編集]

5枚目の写真

転んでないから。
  1. 2009/06/04(木) 21:30:25 |
  2. URL |
  3. たけ #-
  4. [ 編集]

お~、どこかで見た車が・・。
サファリ乗りの皆さん安心してください! 4枚目の写真はサファリの特性が原因ではなく、運転技術のせいですので!!
だって、サファリはキング・オブ・オフローダーなんですよ・・(涙目)。なんてね。

くろちゃんさんのコメントの「J7#はトラックでY6#は人員輸送車でしょうね」は、まさにそのとおりって感じですね。
当日も70と2台で遊んでいて、70の助手席に座っていた友人が途中からサファリの助手席に座りましたが、
その乗り心地の違いに驚いていました。バネとコイルの違いでしょうけど、明らかに目的を別とした車ですね。
  1. 2009/06/04(木) 23:21:15 |
  2. URL |
  3. Peg #t0bYGKmQ
  4. [ 編集]

禁愚汚部御腑路鵜惰亜

世界のサファリは世界中のオフロードで使われるので、日本のチマチマしたヤマでは使えないんですきっと!(笑)。
この国の真の路外キングはSJ30ジムニーですからね。

ヒトを運ぶことも荷物を運ぶことも人類の営みとしては重要なことです。
日本製にはどちらも優秀な「路外搬送機」があるってことで、とりあえず誇らしく思いましょう。




  1. 2009/06/05(金) 10:19:33 |
  2. URL |
  3. くみちょ #-
  4. [ 編集]

とても

参考になりました。
トレッドの考え方と、サファリならではの転び方!逆さまですか!ありえますね!

実は今、ヤフオクに出てる40ランクルが欲しいんですよね~
買い替えも少し考えました・・・

今は無き父親が、ルーチェの13Bロータリーワゴンから、家族との相談も無く
突然買ってしまったBJ42!ほぼ最終の特装車

私の初めての四駆体験はこれで、今だ当時の友人から勿体無かったと言われる終わり方でした(笑

でも、やっぱりサファリが好きなんですよね~
  1. 2009/06/05(金) 18:56:36 |
  2. URL |
  3. 路駆丸 #-
  4. [ 編集]

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ロクノニくみちょう

Author:ロクノニくみちょう
愛車日産サファリY60と、それにまつわる悲喜コモゴモな出来事を赤裸々に曝け出す西高東低の意味なしブログです(笑)。
”組長”(注1)と呼ばれる問題児が見た社会や、彼の偏った価値観をモザイク無しの直球勝負で書き綴る、不良中年現在進行形の異常日記でございます。
尚、ご覧になる貴方の人生になんら足しにはならないので見過ぎに注意し、必ず食後に1アクセス程度を心掛けてください。
またサファリ関連だと思ってもまるで参考にもならないので、真似をすると貴方の愛車の健康を著しく損なう恐れもあります。


(注1)組長とは、説明しよう。
t県はy市y張のアレ○クラー弓張という某所にて、公開秘密結社6年2組という世界征服と環境保全(爆)を目的としたチームを営んでいる、というコトもあったけど今はホームコースの閉鎖で休業中。
元走り屋今路外屋。残念ながら既婚。メタボからメタボ気味に改善後、再びメタボになりつつあったのでちょっと反省し再び改善中。某企業の某設計屋をやりつつ悪だくみも兼務で以下ゴニョゴニョ。
会社では彼の”戦車”がすっかり溶け込んで、最近では「乗ってくるな」とまで言われている。

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