組長の徒然なるままに

北関東の極一部でその名を轟かす硬派ヨンク使いの会、恐怖の六年二組を主宰する組長の極フツーの日常やその偏見入り左脇えぐるよな視線で見つめた社会の風景を語る門外不出の赤裸々日記。

カセットテープって知ってるかい?

懐かしいラジカセの話題からと言えば、やはり記録媒体のお話もせねばなりませんね。
これは眠ってなんかいられません(爆)(現在5:10分)


もちろんココの読者様は全員ご存じだと追いますが、実はワタシ達はカセットテープで育った世代なのです(笑)。
同じ磁気テープ記録式でも8トラはオヤジの世代、オープンリールはマニアの世界で、カセットテープってのは庶民のお手軽な記憶媒体だったんです。
「え?それって何メガ?」
おやおや、ナニをおっしゃることやら(笑)。モノによっては120”分”も録音できるんですぜ。
もっとも120分テープはよくワカメ(注1)になっちゃうんで繰り返し使用に堪えませんでしたがね。
ライトもリライトも自由自在、しかもパソコン要らずで振動や埃にも強くて、どこの家庭にもあったラジカセという器械で使用可能、と、この通り高性能で普及率も高かったんですよ。

そんなカセットテープですが、当時はTDKとSONYの2大ハバツがありました。
ワタシは主にSONYの製品を好んで使う傾向にありましたが、そんな中でもBHFというカセットを良く使っていたように思います。

sonybhf011top.jpg

もちろん新品をその都度用意できるほど裕福な家庭では無かったので、繰り返し使用が大前提(笑)。
ラジオのみ公開の貴重なライブを消してしまったり、高頻度のリライトの為テープがヘロヘロになってローラーに噛みこんでグチャグチャにしてしまったりと悲しい事件も少なくないのです。
しかも天性の整理の悪さから行方不明になったBHFも数知れず。犠牲者の多さでもコレにかなうものはいません(笑)。





sonychf011top.jpg

AMラジオの深夜放送の録音やあまり重要ではない(自分の中で)アーティストの場合は、このCHFを使いました(爆)。
K町のW堂というレコード屋で5本パック品が安売りしていた記憶があります。
値段は覚えていませんが小学生高学年の小遣いでも十分に買えた程ですね。
ただ、いくら安くてもCHF一本と今のCD-RW一枚を較べても、CHFの方がずっと価値が高かったような気がします。






sonyahf011top.jpg

そして重要な放送の録音や、レコードからのダビングに欠かせないのがAHFだったのです。
いわゆるマスターテープを作る感覚だったのでしょうか、当時ボツボツ出始めていたレンタルレコードからのダビング時の元テープとして使っていました。
なので、”爪”(注2)を一番折ったテープでもありますね(笑)。店頭でも一本売りが基本で、決して安くはなかったです。



と、ココまではいわゆるノーマルポジションのテープです。
厳密にはCHFもAHFもそんなに音質は変わりません。当時のワタシの再生機材では大きな違いは解りませんでしたし、正直CHFでも録音状態が良い方がAHFよりイイ音が出たもんです。
ま、使用状況や重要度の「覚悟」みたいなもんで決めていた節がありますね(笑)。


ところが、いわゆるクロームテープになるとちょっと違うんです。


sonyjhf011top.jpg

このJHFと言うテープ、TYPE2ポジションで使うものですが、音質はさすがに違いました。
高価なので2~3本/年しか使えなかった(買えなかった)覚えがあります。
ですが、ワタシ的にはTYPE2ポジションで録音したものをノーマルで再生した時の方がより良く聞こえたモノです。
そのままTYPE2再生だと、なんとなく籠ったような感じに聞こえてしまってちょっと?な感じがしました。
JHFに録音して覚えているのは、レンタルで借りてきたアラベスク(笑)。懐かしーですね。



そしてCF-1990で使える最高峰のTYPE3ポジといえば、伝説の語り草テープDUADですね。

sonyduad201top.jpg

一本だけ買いました。ソレだけは記憶がありますが、ナニを入れたかはさすがに覚えていません(笑)。
ただ、ヤケにヘッドが汚れるテープだなあと(笑)。
フェリクロームテープと言うメタルテープが出るまでは最高峰の音質を誇るものでした。
再生機材がテープに追い付いていないという感じで、まさしく宝の持ち腐れです(笑)。

思えばこのDUADもTYPE3ポジションも短命でしたね。
すぐにメタルテープが出てきましたし、TYPE2もノーマルも改良が進んで殆ど違いが解らないぐらいになっていました。
正直、メタル以外全部一緒みたいな印象(爆)。


sonymetallic011top.jpg

その一本だけ買ってみたMETALLICです。もちろん当時録音も再生もできる機材はありません。
ですが繰り返し録音が出来ない(つまり消去が出来ない)だけのいわゆるライトアットワンスって使い方ならTYPE4ポジがなくてもテープとしては使えました。
CF-1990でも鳴るだけは鳴っていましたが、もはや再生能力を超えているので意味はありませんね(笑)。
ずっしりとした重量感のあるテープで、いかにもメタル!って印象が残っています。


新しく買ったAKAIのデッキや友人宅や店頭でみるラジカセではすでにTYPE3というポジションがなくなっていて、「なんで?」という感情が常にありました。
1990には最高位としてTYPE3ポジションがあったんですから疑問もひとしおだったのですが、上記のような理由では致し方ありません。
なのでワタシにはNORMAL TYPE2 TYPE4 の間には、TYPE3というポジションとDUADというテープがあったんだよと後世に伝えるギムがある!と、当時は力強く思ったワケなのですが、時代はすでにCD、MDのデジタルになってしまいました(笑)。

その後、DATもちょっと使ってみたけどやはり使いづらく、パソコンを使うようになってFDDなんかも音楽媒体として使った時期もあったですけど、やはり技術革新とともにCD-Rに移行し現在はHDDで何の苦労も工夫もせずにオンガクを楽しんでいます(笑)。
そお言えばMDは不思議と使いませんで、生CDかCD-Rがメインでした。

アナログ時代はテープのメーカー別に「びみょーに高音が違う!いやこっちの方が低音が!」なんて言い合っていたモノですが、さすがにデジタルになると違いなんてあろうはずもなく、考えてみればちょっと寂しいですね。
レコードもレンタル開始を狙って極力傷の少ないモノを借りたりするような努力もしてましたし、ダビングの前には気合を入れてAHFの封を切る、なんて事ももうありません。
誰しもが超高音質を手に入れられる代わりに、失ったモノも結構大きいんだなあとふと思った次第です。


やっぱりアナログ機材にはバカな男のロマンがあるぞなあ(笑)。




(注1) ワカメ カセットテープのテープ部分が物理的原因によってビヨ~ンと露呈してしまい、しかも折られたりしてクチャクチャになってしまう現象。戻せば案外使える(笑)。
(注2) 爪   カセットテープのお尻側(自分はすっと頭だと思っていたけど)には折り込めるような爪があって、コレを折っておくとRECボタンが下りないので上書き防止に使える。ビニールテープで復旧した個体も相当多し(笑)。



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  1. 2009/12/03(木) 05:42:53|
  2. 間違いだらけの趣味人生
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:10
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コメント

ちょっとお兄さんですね

くみちょうさんは私よりちょっとお兄さんですね(笑)。
私が使っていたのは光っているBHFやAHFでした。
DUADは電気屋の埃がかかったものを発見して喜んでいて
アクシアやザッツなど新規参入したカセットメーカーを使う世代です。

何でtypeⅢが無いのか不思議に思って調べてDUADの存在を知りました。
TDKのSAやSONYのUX、MAXCELのXL-Ⅱがクロームの主流でこの頃は
TYPEⅡは随分と進化して繊細ながらも力強さを兼ね備えてきていました。

DUADはある意味ハイブリッドでPURIUSの様な過渡期の申し子ですね。






  1. 2009/12/03(木) 11:40:27 |
  2. URL |
  3. くろちゃん #-
  4. [ 編集]

S42年ロールアウトですから

くろちゃんさん世代はきっとアナログカセット時代後期ですね。
逆にHFやCRというソニーの初期型テープは知らないので、ワタシは中期と言えるのかもしれません。
光っているBHFやAHFは覚えていますよ。もう既にレンタルCDとかが出回った時代で、ウォークマン用に勝手にコンピレーションを作っていた頃ですね(笑)。

  1. 2009/12/03(木) 12:50:07 |
  2. URL |
  3. くみちょ #-
  4. [ 編集]

カセットねぇ~

人間的にはアナログだからね、俺たち。。。
で、テープねぇ。当時は其れしかなかったからねぇ(オープンリール除く)。個人的にはSONYのテープは好きじゃなかったんだよなぁ(根性が無い感じで)。maxellかTDKのテープを使ってた気がする。にしても、懐かしい・・・。今やカセットテープは一本も持ってないからなぁ。他にテープと名の付く物と言えば、ビデオの8mmとVHSを何本か保存してるくらいだ。

そうそう、CD-Rもねぇ、物によって性能が違うんだよ。聞ける状態なら、音に違いはないよ、確かに。でも、記録されたデータの質に違いがあるのね。まぁ、これはハードにも依存してしまう部分があるんだけど・・・。

でわ~~~
  1. 2009/12/03(木) 22:17:35 |
  2. URL |
  3. アナログ@アツギ #-
  4. [ 編集]

スコッチテープ

定番のTDKやSONYのほか、私はScotchのクリスタルテープというのを結構愛用していました。
 自宅にたくさんのカセットテープがありますが、放置しているので転写してエコーのような音になっていそうです。これらのテープ、久しぶりに聞いてみたい気もしますが、テープデッキの残骸ばかりで稼動するものがありません。。
  1. 2009/12/03(木) 22:19:33 |
  2. URL |
  3. nakajin #v0W2OX1k
  4. [ 編集]

捨てられずに・・・

私もまだテープ沢山持ってますね~
やはり私の最高峰は、TDKの樹脂にサンドされたダイキャストフレームになります。

今見ると、忘れてましたが、これは爪が設定できないので、
クリップの差し替えで対応していたんですね(笑

で、録音されているのが伊藤さやか・・・河合夕子・・・(爆

ミュージックテープ(録音されて売っていた物)には、
三木聖子のまちぶせ・・・森田つぐみ・・・天地真理・・・太田裕美など
別のには、清水健太郎の失恋レストランや、山口百恵、ふきのとう、
もしや、マニアには売れるかな~(笑

恐らく一番古いテープは、昭和45年11月17日夜8時50分に録音された
SONYのC-60があります。
内容は、弟と二人で怪物君の歌を歌っているようです(笑
  1. 2009/12/03(木) 23:27:58 |
  2. URL |
  3. 路駆丸 #hEMd9J4w
  4. [ 編集]

Sony テープの

選択基準はほぼ同じですね。AHFは特別な、お出かけ服と言うか、今夜は回らないお寿司よ!ってチョイスでした。

メタルテープで思い出しましたが、テープの走行安定性向上のためか、パーツも金属を使っていて、メタルの意味を勘違いしそうなくらいカセット自体が重かったですよね。

そうそう、最近宅録派の方からプロのエンジニアまでが、メタルテープを探しまくっているそうで、結構な高値で売買されているようですよ。
プロツール等のソフトで(HDDに)録音した音源を、一旦メタルテープに落として(アナログ化!)、またHDDに戻すそうです。
独特の圧縮効果(テープコンプレッション)を狙ってのことだとか。ノイズもほとんど気にならないそうです。
  1. 2009/12/04(金) 00:24:51 |
  2. URL |
  3. Peg #t0bYGKmQ
  4. [ 編集]

スコッチと言えば

nakajinさんどうもです。
スコッチと言えば接着テープを思い出してしまいますね(笑)。
記録媒体はあってもレコーダーの問題は時代が進むと常に付きまといますね。
うちにもカセットテープは言うに及ばず、メガドライブのカセットだけとかpcエンジンのソフトだけ、3.5FDDが大量と、データカセットテープ(たぶん学生時代に作ったホバーアタック(懐!)が入ってる)が何本か在りますが、再生される事はないでしょう。
  1. 2009/12/04(金) 07:43:26 |
  2. URL |
  3. くみちょ #-
  4. [ 編集]

ダイキャストフレーム!

いやあありましたねえダイキャスト(笑)
路駆丸さんも物持ちが良いですよね。S45年のC-60なんて貴重品を通り越して博物館モノじゃないですか?(笑)。
ミュージックテープはLP(懐!)が発売されると、必ず同時にリリースされてましたね。
トコロがスネークマンショー海賊版だけはテープリリースだけだったんですよ(笑)。
要らない情報ですけど。

LPを買ってもすぐにテープに落しちゃうんだからミュージックテープを買った方がお手軽で確実なんですけど、なんか勿体ないような悔しいような気がしてLPレコードばかり買ってました。


  1. 2009/12/04(金) 07:52:20 |
  2. URL |
  3. くみちょ #-
  4. [ 編集]

選考基準

いやあPegさんと選考基準が同じでヨカッタです。
しかし、そんなにメタルテープが高値取引されてるんですか。
テープコンプレッションを一度デジアナ変換までして求めるのは、やはり「味」なんでしょうかね。
きっとエンコードをいくら替えても出てこないんでしょうねえ。
まあ6発OHVディーゼルの音を、「イイ音だあ!」とか言ってる我々にはカンケーの無い話ですが(爆)。

  1. 2009/12/04(金) 07:59:13 |
  2. URL |
  3. くみちょ #-
  4. [ 編集]

CD-Rのフシギ

へえ、CD-Rにも違いってあるんだねえ。
ま、オンガクだけで言えば耳の可聴能力以上のモノは要らないわけだから、みょーに圧縮しない限りは聞こえてこない領域ではあるとは思うけど。

我々アナログ生まれのアナログ育ちにはわからないのがCD-Rの仕組み。
溝もなければ磁性体もないとくりゃ、どーやってココに大量の情報を入れるんだ??(笑)。
しかもレコーダーのヘッドにはムギ球しかついてねーし(爆)。
  1. 2009/12/04(金) 08:13:57 |
  2. URL |
  3. くみちょ #-
  4. [ 編集]

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ロクノニくみちょう

Author:ロクノニくみちょう
愛車日産サファリY60と、それにまつわる悲喜コモゴモな出来事を赤裸々に曝け出す西高東低の意味なしブログです(笑)。
”組長”(注1)と呼ばれる問題児が見た社会や、彼の偏った価値観をモザイク無しの直球勝負で書き綴る、不良中年現在進行形の異常日記でございます。
尚、ご覧になる貴方の人生になんら足しにはならないので見過ぎに注意し、必ず食後に1アクセス程度を心掛けてください。
またサファリ関連だと思ってもまるで参考にもならないので、真似をすると貴方の愛車の健康を著しく損なう恐れもあります。


(注1)組長とは、説明しよう。
t県はy市y張のアレ○クラー弓張という某所にて、公開秘密結社6年2組という世界征服と環境保全(爆)を目的としたチームを営んでいる、というコトもあったけど今はホームコースの閉鎖で休業中。
元走り屋今路外屋。残念ながら既婚。メタボからメタボ気味に改善後、再びメタボになりつつあったのでちょっと反省し再び改善中。某企業の某設計屋をやりつつ悪だくみも兼務で以下ゴニョゴニョ。
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