組長の徒然なるままに

北関東の極一部でその名を轟かす硬派ヨンク使いの会、恐怖の六年二組を主宰する組長の極フツーの日常やその偏見入り左脇えぐるよな視線で見つめた社会の風景を語る門外不出の赤裸々日記。

ディーゼルのスペック

先日はイキオイで4DRエンジンへの思い入れを語ってしまいまして、ナンノコトヤラ状態だった方には大変ご迷惑をお掛けいたしました(笑)。
とにかく頑丈で長持ちで燃費が良い、というディーゼルエンジンのお手本見たいなエンジンでしたが、反面、ウルサイ遅い重い、という欠点もバッチリ兼ね備えていたのも事実。
その頃の四駆用ディーゼルは皆こんな感じだったとは思いますが、ヒト時代を築いた旧世代エンジンのビミョーなスペックの差を本日は検証してみたいと思います。

またまたキョーミの無い方にはツライ記事とはなりますねえ、、(爆)。

まず4DR5ありきということで(笑)。
僭越ながらこれを旧世代ディーゼルエンジンの基準とさせていただきます。


形式   排気量  トルク             馬力           
4DR5  2659cc  18kgm ”6.76kgm/l”  80ps  ”30.08ps/l”
2B    3168cc  22kgm   ”6.94kgm/l”   93ps   ”29.35ps/l”
3B    3431cc  23kgm   ”6.70kgm/l”   98ps   ”28.56ps/l”

TD42 4169cc  27.8kgm  ”6.66kgm/l”  125ps   ”29.98ps/l”
1HZ    4163cc  28.5kgm  ”6.84kgm/l”  135ps   ”32.42ps/l”


”  ”はリッターあたりのスペックを示す。

とりあえず過給なしの”生”エンジンのスペックを羅列してみましたが、コレを見ると2Bエンジンの優秀さが解りますね。なんと!リッターあたりのトルクは次世代の1HZにも勝っていますよ!。
パワーはあまり較べてもしょーがないんですけど、まあ当然の結果と言うか1HZの独り勝ちみたいな感じですね。
また4DR5がトルクを捨ててでも小型高出力を狙ったのも解ります。
でも出来あがったエンジンはまごうことなきトルク型(笑)。
ポンプ特性やらナニやらが絡むので一概に言えないところにディーゼルの面白さがあります。

またトルク特性も数値に表れない面白さがあって、TD42は1HZよりも数値上低トルクですが、乗った感じは1HZを凌駕している風にも感じられるのは有名な周知の事実ですね(笑)。


リッターあたり数値で見ると、4DR5とTDは親戚のような近さです(笑)。
こーやって見ると、TDってのは随分と”緩く”作られたエンジンだと言う事に気が付きます。
また、同じく3Bも”緩く”出来てるようですが、こちらは良く出来ていた2Bを漫然と拡大しただけとも取れます。
その元になった”B”の資料が手元にありませんので、このあたりの補足はくろちゃんさんにお任せしたい部分ですね(爆)。



次、過給エンジンを較べてみましょうか。

形式   排気量  トルク              馬力           
4DR6  2659cc 21kgm  ”7.89kgm/l”   94ps  ”35.35ps/l”
13BT  3431cc  29kgm   ”8.45kgm/l”    120ps   ”34.97ps/l”

TD42T 4169cc  33.7kgm  ”8.08kgm/l”   160ps   ”38.37ps/l”
1HD-T  4163cc  38.7kgm  ”8.88kgm/l”   165ps   ”39.63ps/l”

1HD-FT 4163cc  38.7kgm  ”9.29kgm/l”   170ps   ”40.83ps/l”
1HD-FTE 4163cc  44kgm   ”10.56kgm/l”   205ps   ”49.24ps/l”

M9R   1995cc  36.7kgm  ”18.39kgm/l”   173ps   ”86.71ps/l”



ここでも4DR6の高出力志向が解ります。
あの13BTをリッターあたり馬力では凌駕している数値ですね。
しかしどちらも粘らせて良し回して良しの日本の名機エンジンとなりました。
ディーゼルにターボは欠点を補って余りある結果を出すことがスペックの羅列でも解ります。

1HD系はさらなる進化をみせて、最終的には24バルブインタークーラーの1HD-FTFとなり、遂には200psの大台に乗りました。すでにランクルは100という大きなセルシオと化していましたが、リッターあたり50馬力にあと少し!というディーゼル史に残る超高出力エンジンとなりました。トルクもリッターあたり10kgmを超えています。


TDには残念ながらこれ以上の発展はありませんでした(爆)が、軽油の匂いを忘れた頃に日産はとんでもねえディーゼルを国内へ投入してきました(笑)。

それが新型エクストレルに積まれたM9Rエンジンです。

200px-Nissan_M9R_Engine_01.jpg

たった2リッターの排気量から36.7kgmというTD42T以上のトルクを発生し、出力はガソリンエンジンをも凌駕する173ps。現代の緻密な電子制御とコモンレール噴射という新技術で可能となったスペックですが、忘れてならないのがCO2の排出量が少なく、排気も基準をクリアしているクリーンなエンジンだと言う事です。
なんせハイブリッドを除いて唯一の、100パー減税(つまり免税)エンジンなのですよ。
もはやディーゼルの、その黒煙を吹き出しつつガロガロとうるさいイメージは遠い過去のものとなりました。
エクストレルだけではなくティアナ等の高級乗用車にも展開してほしいですね。6MTのままでいいですから(笑)。

コレから国内にも各社からいろいろなクリーンディーゼルが出てくると思いますが、この日産製M9Rが一つの指標となるはずです。楽しみですね~。

ふと考えるに4DR5とM9Rを較べると、すでに同じ軽油で動くモノとは思えませんね(爆)。
コイツをY60サファリショートに載せたら面白いかも知れません(笑)。



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  1. 2010/03/12(金) 00:53:22|
  2. 間違いだらけのクルマ人生
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:4
<<アメリカ系ってやっぱりバカ?(爆) | ホーム | 4DR5>>

コメント

さすが参りました(笑)
ご要望のありましたB型エンジンです。
2997cc、85ps/3600rpm、20kgm/2200rpmとなっております。
ディーゼルの場合は最高回転数が低いために実用域での発生トルクが重要です。排ガス規制と交通事情の高速化に伴いスケールアップして対応していたようです。特にNox規制で噴射時期を遅らせていく傾向で、レスポンスが低下していく感じが有りますね。B型は荒々しくちょっとアクセルを踏むとぐいんと車が飛び出します。車体が軽いと言うのもありますが、調子の良いTD42 5MT ADと言う感じかもしれません。2B前期は高回転型で回せば回ると言う感じでショートとの相性が良かった感じです。この車両はリーフのブッシュが小さいタイプで、S56のK規制で後期型の2Bとバトンタッチします。圧縮比が22に上がりエンジン音がマイルドになりトルクがフラット感が出てきます。特に中低速が厚くなります。このエンジンから互換性のスタンダードとなります。N規制で3Bが登場して車重2t有る車の基本形が完成します。このエンジンはほぼ何処でも20kgmとフラットなトルクで実用性が高く最も寿命が長かったエンジンかもしれませんね。ポンプも列型、分配型、がありOHVでもローラータぺットを採用してフリクションロスを減らしたり一番煮詰められたエンジンですね。これを直噴化した13BTも前期と後期があり前期が赤いブロック、後期が青いブロックとなりこれまた性質が違います。

通りすがりの素人でエンジンは全然知りません(爆)。
  1. 2010/03/12(金) 09:25:04 |
  2. URL |
  3. くろちゃん #-
  4. [ 編集]

エンジン好き

流石くろちゃんさんですね。
B型のデータありがとうございます。
確かにディーゼルってどこでトルクが出るかがかなり重要ですよね。
なのでスペックに表れない部分がホントに面白いと思います。

といいつつもTBに乗ってますけど、別にディーゼルが嫌いなわけではありません。
むしろ大好きですね(笑)。TBに乗る事でTDの良さがあらためて解ります。
1000~1500rpmでのグンと出る厚いトルク感は残念ながらTBにはありません。
その他はさすがに大排気量でもガソリンらしくスムーズでパワーもありますが、使う燃料の額もタダごとでは済みません、、。


ランクルディーゼルを極めてらっしゃるくろちゃんさんは、完璧に通りすがりのシロートさんではありません(笑)。

次は”F”でも行きますか?(笑)








  1. 2010/03/12(金) 10:27:38 |
  2. URL |
  3. くみちょう #-
  4. [ 編集]

僕はTD42でもTが好き

私はTD42にTが付く方が好きです。
粘りより、吹けあがりを選んじゃいますね。
かと言って、、、、TBでは物足りない。

TD42T、ショート、MT、4.625で285/75r16位が僕の様なへたくそには一番のりやすいです。

ところで、、、
TD42Tのスペック、Y61の方ですね。(^_^)
y60は145psだったかな。

そういえば!って感じのエクストレイル。
是非乗ってみてくれと日産の営業の方に勧められて試乗しましたが、TD42Tの方がずっと良かったです。
  1. 2010/03/16(火) 01:55:33 |
  2. URL |
  3. 赤餃子 #Teo8fItk
  4. [ 編集]

T付き

ワタシは「TBは一度は乗りたい、T付きはその次」ってカンジですかね(笑)。
例の規制が栃木に及ばなければ、次はT付きにのるやも知れませんよ(爆)。

でもロングになっちゃうかなあ、、。
そしてクロカンは卒業、と(爆)。

  1. 2010/03/16(火) 07:41:28 |
  2. URL |
  3. くみちょう #-
  4. [ 編集]

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ロクノニくみちょう

Author:ロクノニくみちょう
愛車日産サファリY60と、それにまつわる悲喜コモゴモな出来事を赤裸々に曝け出す西高東低の意味なしブログです(笑)。
”組長”(注1)と呼ばれる問題児が見た社会や、彼の偏った価値観をモザイク無しの直球勝負で書き綴る、不良中年現在進行形の異常日記でございます。
尚、ご覧になる貴方の人生になんら足しにはならないので見過ぎに注意し、必ず食後に1アクセス程度を心掛けてください。
またサファリ関連だと思ってもまるで参考にもならないので、真似をすると貴方の愛車の健康を著しく損なう恐れもあります。


(注1)組長とは、説明しよう。
t県はy市y張のアレ○クラー弓張という某所にて、公開秘密結社6年2組という世界征服と環境保全(爆)を目的としたチームを営んでいる、というコトもあったけど今はホームコースの閉鎖で休業中。
元走り屋今路外屋。残念ながら既婚。メタボからメタボ気味に改善後、再びメタボになりつつあったのでちょっと反省し再び改善中。某企業の某設計屋をやりつつ悪だくみも兼務で以下ゴニョゴニョ。
会社では彼の”戦車”がすっかり溶け込んで、最近では「乗ってくるな」とまで言われている。

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