この連休は奥様たっての希望であります、伊豆へみかん狩りに行ってまいりました。
世の中にはいろんな狩りがありますが、みかん狩りとイチゴ狩りとサクランボ狩りはコストパフォーマンス抜群です(笑)。
大概、この手の”狩り”は入場料さえ払えば園内ではどれだけ喰ってもいいシステムですよね。
従って数がこなせないリンゴ狩りやナシ狩りはかなり不利なのです(笑)。
数がこなせてもお持ち帰りしかできない潮干狩りは言語道断、もみじ狩りに至っては完全に意味不明です(爆)。
今回は伊藤園ホテルの松川館というなかなか予約の取れないお宿を奥様がヒマに任せてゲットしたらしく、そちらに泊まるのも一つの目的でもあります。
世間より1日早く連休をフライングして11/21(金)の7:00に宇都宮基地を抜錨し、まずは首都高の渋滞を満喫(爆)。
平日だけあってみっちりと混みやがっておりますが、焦って繋がってもない圏央道で一部下道を並ぶよりはマシ。
なんせアッチは海老名の合流でもダブルでひどい渋滞ですから、実は都内を抜けたほうが所要時間が短いんです。
桶川北本と白岡蒲生が繋がれば首都高周りよりも時間が掛からないかもですが、どっちみち東名合流で死亡説が流れる程の渋滞は避けられません。
首都高~東名~小田厚~真鶴道路~熱海ビーチラインと有料を駆使して、なんとか12:30頃には伊豆高原ビール園に到着。コチラで昼飯を考えていたので予定通りといえばその通りですが、希望到着時間からは+1時間余計に掛かりました(笑)。
最近お気に入りの伊豆高原ビール園、もちろんビールもウマいですが今日は飲むわけにはいきません。
その代わり3色丼やキンメの煮付などを食い散らかします。
今夜は伊藤園ホテルのバイキング+飲み放題なので、三々と輝く希望の光もココでのビールを抑え込んでくれました(笑)。
さてデザートは、みかんでもたらふく食うとしますか(笑)。
この先R135を少し行くと城ケ崎入口の交差点を鋭角に左折。
看板にしたがって走り、城ケ崎オレンジ村に到着です。

そうそう書き忘れておりましたが、今回の使用車両はY31セド君LPGガス野郎です。
ベンちゃんではフツー過ぎて面白くないし、サファリでは高速料金が、、(爆)。
非力を味わうのもまた一興です。

オレンジ村ではいきなりニワトリがお出迎え(笑)。
園内に放し飼いされてるらしく、ヒトが近づいても逃げない大胆さなのです。

みかん狩りのゴングが鳴りました。狙うは日当たりの良い樹でてっぺん集団のさらなる高みを目指します。
いやもうマジで全然味が違うから。

みかん堪能中のヒト。本日ニワトリもみかんを喰うことが発覚しました。
みかんを喰ってると足元に寄ってくるのです。

この日は天気が良くて最高。働いてる皆様にはもーしわけないですなあハッハッハ(爆)。
ついでにみかんも甘くて絶妙な酸味で、しかも味が濃い!。
吟味に吟味を重ねて1kgお土産に詰めました。
昼飯とみかんでパンパンになった腹を抱えつつ、ホテルのチェックイン時間の調整の為あかざわ足湯へ。

ココは以前混浴の無料露天風呂として一部マニア?に名を馳せていたトコロですが、イロイロあったようで今は足湯としてひっそり余生を送っている場所です。
ちょっとゆっくりと太平洋を眺めながら足湯に漬かりますが、もともと足湯設計ではないのでズボンが濡れてしまいました(笑)。
さて、本日のお宿、伊藤園ホテル松川館にチェックインです。
既にチェックインしてるDQN夫婦がカラオケの予約で全くハナシが進まず、荷物を持ったままフロントでかなり待たされます(爆)。
この時点でイヤーな予感がうっすらと脳裏をかすめだしました、、、。
部屋のキーを渡されますが、今どき物理錠の、「ザ、鍵」(笑)。
いわゆる古き良き旅館なんだろうなあ、と、少し妙な臭いのする廊下をギシギシと歩き2Fの部屋へ突撃。
部屋に入った瞬間、ワタシは一瞬、従業員の寮部屋もしくは入ってはイケナイ部屋に来ちゃったと思いました(笑)。
「ムショ」、というコトバが相応しいかどうか解りませんが、これで窓に鉄格子が着いて入口がセルフで無かったら、全くその通りな有様です。
よく見ると壁も怪しいシミだらけ、ジュータンも絶対に柄じゃない模様がアチコチに、、、。
う~ん、禁煙ルームというだけでも満足せねばならぬのか、、、。
窓を開けたらドブ川にへばりつく様に建ってるパブ風の玄関がいきなり開いて、夕方だというのに寝起き風のオババと目が合って慌てて閉めました(爆)。
気を取り直すのに暫く時間が掛かりましたが、来ちゃったものはしょうがありません(笑)。
まずは浴衣に着替えての風呂です。
風呂は3か所ぐらいあるようですが、時間によって男女の入れ替わりがある旨をチェックイン時にややこしく説明を受けました。
注意書きにしてくれればそんな鬱陶しい説明は不要な知識はありますが、ちゃんと理解してないと大変なことになってしまいます(笑)。
まずは檜風呂と呼ばれる内湯へ。
風呂そのものは檜貼りでなかなか風情のある情緒。
ちょっと老朽化が補修に追いついてない風で、浴槽の石が何箇所か剥がれてケツが痛いですが、お湯はなかなかヨロシイ泉質のようです。
ドコゾのガキが声が響くのが面白くて騒いでますので、「静かにしろやコラ」と注意を与えます。
今日は金曜とは言え平日なのですケド、なんでこんなに家族連れが多いんでしょう?。
学校はどーした?おとーさん会社は?ホントにナゾだらけです(笑)。
そしてお待ちかねの夕飯(笑)。
バイキングで飲み放題とは聞いてましたが、ガキは奇声で走り回るし親は飲み食いに夢中で注意しないし、大広間は餌場と化してました。
だけど料理の味はとても良かったです。特にやはり海モノは絶品です。
そんなオカズを肴にビールをグビリ、と飲るワケですが、肝心のビールがスーパードライ(爆)。
まあ悪くはないケド、やっぱりドライ系は肉でしょ肉(笑)。
放し飼いで野生のガキどもが去ってからは焼酎に切り替えましたが、その焼酎はよくファミレスで見るドリンクバーの機械からのセルフ(笑)。
いつもはコーラとかウーロン茶とか押すスイッチが、今日は焼酎水割り(笑)。
しかもコップもまさしくあのプラコップです。味もベタベタでマズイし、でも他に飲むモノがない、、。
いっそ外で買ってきてムショ部屋飲みすればヨカッタかも知れません(笑)。
しかしこーいうバイキングを見てると、人間性が出ますね~。
今夜はお寿司が人気メニューで、ネタはこーいう場所で供されるレベルを超えて確かにウマかったです。
なのですぐに無くなってしまうのですが、寿司が再登場するや否や喰いきれるかどうかも解らぬのに、生ゴミ袋をぶっちゃけたような笑い方をするオバチャン連中が取るわ取るわ、それはもう取り皿に出来た寿司チョモランマやあ(笑)。
ガキどもも普段餌を貰ってないせいか、ここぞとばかりに盗りまくりしております。
そして飽きて暴れてようやく引き揚げたテーブルには、弄ばれただけの食材が大量散乱しておりました。
少々ウンザリしながら部屋に戻り、テレビを付けると千と千尋の再放送。
何度も観てるし、チョット眺めてまた風呂にでも行こうと思ったら最後まで完鑑賞(笑)。
その後、第2の露天風呂に行ってみると誰もおらずにお湯独占状態でした。
ココに来て初めての至福(笑)。千と千尋をまさかこんな老朽旅館で観るなんて、しかも鑑賞後に温泉かよ(笑)。
あんまり堪能しているとブタになりそうな気がしてきました(笑)。
奥様は飯を食ったらとっくに寝てしまっているので、起こさずそのままワタシも寝辛そうなベッドに潜り込みます。
洗濯されたシーツの先からなんか少し異臭がしますが、もうイチイチそんなのに構ってる精神力もありません。
寝たり起きたりでまんじりとしない夜が明けまして、寝ぼけながらテレビのスイッチを付けて二度寝の体勢を取ったところで記憶が途切れ、気が付けば朝食の時間に(笑)。
夕食のクオリティから察するに、かなり期待が持てそうな食事となりそうです。
ムショを飛び出して朝食バイキング会場へ行くと、さすが朝はうるさいガキどもも鳴りを潜めてましてようやく静かに食事が出来そうです。
しかも思った通りメチャクチャウマそうやないかい(笑)。
ココの面白いトコロは自分の席にロウ燃料の小さなコンロを持っていき、チョイスした干物を自分で焼いて食うシステムなのですが、これがまた当然ウマいんです。
味噌汁も昨晩のカニらしき死体が浮き沈みしていますし、良く出汁も出ております。
なぜかビーフシチューが汁物コーナーに添えられておりましたが、おかげでもう1杯余計にメシを喰う羽目になりました(笑)。
朝から3杯飯を堪能し、ムショ部屋に戻り温泉をみたび味わってようやく出所(笑)。
チェックアウトは11:00と良心的なのですが、ニンゲン一刻も早くムショからは出たいもんです。
さて実は今日もみかん狩りの予定(笑)。
どんだけお前らみかん好きなんだよ!と言われそうですが、好きなんだからショウガないじゃないか(笑)。
つーか自分で選んで狩れるところがイイではないですか。
とゆーわけで、宇佐美は伊豆斉藤農園へ。

ここは景色がすんばらしいのです。
みかんと山と海!。まさしくパノラマやねえ~。

この農園は伊豆でも有名ですが、樹によってかな~り味のバラつきがあります。
大ぶりのみかんは味が薄くて水っぽいカンジですが、小ぶりのみかんは甘さと酸味のバランスが絶妙。
そんな樹を目指して斜面の上までヘエヘエ荒い息を吐きながら登り詰めます(笑)。

振り返ればさらなる絶景。もはや展望ミカン園と名乗ったほうがイイのではないでしょうか?

奥様の持っている網のフクロ、どれだけ詰めても1000円です。
もちろんカバンに詰めてはイケマセン(爆)。
なんとか希望のみかんをゲッチュして、意気揚々と引き揚げます。
園の社長と思しきオッチャンが、「よく小さいの見つけて取ったねえ~」と感心しておりました。
今年は出来が良すぎてみかんが大きくなり過ぎた、と言っておりました。
なんでもホドホドが良いのは解りますが、みかんの味すらもそうなんですねえ~(笑)。
さてそんなわけで今回の伊豆の予定はすべて終了。
みかんとバイキングとお風呂とムショ体験の旅でした(笑)。
この後、熱海を回ってR1からR134と地獄渋滞コースを行ってみましたが、最近は悪名高きR134も道がとても良くなって全然混んでないんですね~。
おかげで鎌倉で遊べるほど余裕がありました。
帰宅後セド君は510km走って70リッターのLPガスを喰い、7.3km/リッターとまあまあの成績です。
希望として8km/リッターは走って欲しいケド、伊豆の山道は登り坂フルスロットルでしたからしょうがありません。
もちろん、その非力っぷりは十分に堪能することが出来ました(笑)。
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- 2014/11/25(火) 17:09:39|
- オデカケ
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