ぼちぼちひと月にもなるのでそろそろ書かねばなるまいと表題の件、南の島へ突撃してきた報告です。
仕事もぶっ詰まってて気乗りしないけど、会社で「行け」と言われたので半ば渋々行ってきました(爆)。
とはいっても基本ワタシ一人行動ですから何をどーすれば良いのか、、、アクティビティ選べと言われてもギャハギャハな海遊びも何だか疲れそうだしメチャ混んでるし高いし、オプショナルツアーはどうだと言われてもピンとこないし団体行動苦手だし(爆)、けっきょく事前には何も決めずに行き当たりバッタリで勝手ブラブラプランとすることに。
まずは成田にレッツゴウ。
先日お伝えした通り餃子市よりマロニエ号(バス)で第3ターミナルまで直行楽ちんです。
決められた旅行会社のカウンターで旅行の案内と説明、バウチャーを受け取っていざチェックイン。
ヒコーキは久しぶりです。しかもJALだなんて至れり尽くせりじゃないっすか。

いろいろと迷っても結局この店かよ!といつも成田出国時に利用するお食事処へ(笑)。
カレー蕎麦を頂きました。もしものことがあったら最後の日本食ですが、その時めっちゃ後悔しそうです(爆)。

定刻に飛び立ちましたが8時間も乗ってなきゃなりません。もう暇以外何物もありません。
ブレードランナー観てダンケルク観て本読んでボケっとして寝て起きて合間に機内食喰って、、、それにしてもエコノミーの椅子は狭いし窮屈。JALとはいえやっぱり苦しい時間は一緒なのです。
マロニエ号のほうが100マシだったなあと思いつつ苦行に身を任せまして、そろそろ悟りが開けそうなころにポ~ンと着陸態勢の御案内。ああ、マジでマジで大マジで長かった。

ドスドスと無遠慮に着陸して付いた先は、ダニエル・K・イノウエ国際空港。
旧姓ホノルル国際空港です。隣接にヒッカムがある、と言った方が某大佐あたりは解り易いですかね(笑)。
米国領に来て目につくのが、この写真のようなボンネット付きの長いバスがウジャウジャいることです。
だいたい日本でいうシビリアンとかコースターの役目なんでしょうが、なんとも不細工で非効率なカッコなんでしょうか。
なんでもかんでもピックアップから派生させりゃイインダロ的な米国人の安直で怠惰な開発姿勢が垣間見えます(爆)。
スクールバスからツアー会社のバスまで幅広く利用されています。
V8ガソリンエンジンだろうと思わせる燃費悪そうな音(爆)で走り抜けていきました。

そんなバスに揺られ付いた先は、かのチョーゆ~めいな~ワイキキビ~ッチ~!(笑)。
脳内は一挙にベンチャーズです(古い)。
ホテルチェックインまで放牧タイムなのですが、荷物は先にホテルに行っちゃったので海パンもタオルもありません(泣)。
暫しボケっとパツキンガイジンチャンネーを鑑賞。
ざっと生息数を見渡すと、モデルボディ1に対してマシュマロマン9の割合。
ハクジンチャンネーマシュマロマンは正直きついっス(爆)。え?人類?アレがヒトなの?(核爆)。
ワイキキに来るパツキンが皆モデル級だとは限りません。
この日の気温30度近し、なので程なくしてビーチから遠ざかりワイキキ通のショッピング街へ避暑に。
ブランドもんの店がずら~りなのですが、エアコンの冷気以外に用事も興味もありません(爆)。

米国領の島なので当然のようにピックアップ天国。
でもFトラックは少なめで、マジでトヨタばっかりなのです。ああ見るだけで解る貿易摩擦、そんなに儲けてどうするよトヨタ!。
タンドラ、タコマばかりですが、ごくたまにシボレーシルバラードに交じって日産タイタン(泣)。

夕飯はサンセットクルーズへ。この旅行唯一の事前取決めコースに入っちゃってるのでしょうがありません。
ダイヤモンドヘッドが見えればもう脳内テケテケサウンド(だから古いって)。エレキの若大将はもう81歳だというのに、、、。

サンセットクルーズなのでサンセット付き(笑)。天気次第の大博打アクティビティなのです(爆)。

夜の帳は北千住よりも急降下(笑)。帰路はいきなりワイキキの夜景になってました。ニューヨークが100万ドルだとすると、1万2千5百ドルぐらい?。
この日は長旅の疲れもあって早い時間なのにホテル→シャワー→ベッド→記憶なし。
気が付けば朝6時で朝食バイキングをガッツリ補給して、いざ今日は何しよう?なのです(笑)。
とりあえずヤカマシクナイところに行きたいなと思い、僕らのじっちゃんたちが強襲した湾を見に行くことにします。
ただフツーに見に行ったんではつまらないのでワザと逆方向のバスに飛び乗りました(笑)。

オアフのバスは、「ザ、バス」というのですが、「座、和民」みたいでなんだかヘン(笑)。
この島は大小2個の島で出来ていて中間がバカボンのおまわりさんのように繋がってるのですが、このバスは小さいほうの島をグルリ回って繋がってるところに行くのです。

おまわりさんの眉間の部分で乗り換え、のバス停より。
ここまで来るのに殆ど日本人皆無。地元民に「アンタどこに行く?間違ってない?」と何人にも聞かれました(笑)。

遠回りしてようやく到着のパールハーバー。
空港の近くなのでフツールートのバスでくれば1時間ぐらいを、わざわざ4時間ほどかけてみました。
ココはバッグ類持ち込み禁止なので隣接の有料荷物預り所に預けます。一個につき4ドルと高価(泣)。
チケット売り場に行くと、今日のアリゾナ記念館は満員だとのこと。残念。
遠回りが悔やまれますが、まあ沈んだフネよりも浮かんでる方が良いだろうと(爆)ミズーリ記念館と太平洋航空博物館のチケットを購入しました。
ここから無料のシャトルバスでミズーリまで行くのですが、これがまた長蛇の列+一向にバスが来ねえ!なのです。
ココは米国人にとっては靖国神社みたいなところなんでしょう。気の短そうなヤンキー(爆)でもおとなしく並んでおります。
ざっと見渡す限り日本人はいません。ちなみにチケット売り場で日本語は通じませんので、事前に行きたいミュージアムを調べておいた方が無難でしょう。
小1時間ほど並ぶと、ようやくバスにライドオン。
島に渡る物々しいゲートを通り過ぎると、ココから先は米軍施設なので写真ダメ、ビデオダメ、いろんなもんがダメ、と言われます。
ミズーリに着いたら撮影オッケーになる、とのことですが、なんとなくその決まりの線引きのユルさがアメリカだなあと感じざるを得ません(笑)。

ドドンと40.6サンチ砲。さすが戦艦、国家の床の間の置物(爆)。
大和や武蔵はもっとデカかったのだからその威容は想像に余ります。
ちなみにこの大砲一本でスペースシャトル一機分だとか。一つの砲塔にスペースシャトル3機がぶら下がってるわけですわな。

有名な調印文書(のレプリカ)。
日本人として複雑な気分ですが、先ほどからココで韓国人と思しき集団が茶化すように騒いでいるのが気になります。
言葉は解りませんが、ワタシが今ここで刀を持っていたら全員叩き切っていたことでしょう(爆)。
じっくり見ると2時間ほどかかるミズーリですが、時間は既に3時も回ってしまっていてあとは駆け足!。
ちなみにミズーリは日本語ツアーも無料ですハアハア(笑)。
ナニユエに急ぐかと言えば、航空博物館の閉館時間は5時。
ココからもバス移動なのであの行列を考えると何も観れずに素通りの可能性も、、。

なんとか4時には到着しました。1時間しかありませんが展示内容はハンパありません。
実機ですよ全部!。ヒコーキマニアだったらコーフンで血圧血糖値上昇放題放尿脱糞嘔吐吐血チアノーゼは免れないでしょう。

無造作に露天展示されているのは、マルヨンにイーグルにあのデカいのはトムキャットやないかい!。
ライトニングもF4FもF105もF111も、歴史的な機体がロチューですよロチュー!(笑)。
コーフン冷めやらずですが無情にも閉館時間。
最終シャトルバスに詰め込まれメモリアルパークへ引き戻されました。
ああ、あと30分伸ばしてくれればココの売店で100ドルぐらいグッズ買い込んでやっても良かったのになあ(笑)。
この日の晩はワイキキで大騒ぎして酔っ払いとなり、記憶も途切れ途切れでホテルに帰還。
とりあえずステーキは美味かったです(笑)。
明けて次の日は生憎の天気。朝からバシバシ雨が降り注いでくれちゃってます。
ワイハなのに上着がいるぐらい肌寒くてびっくりですが、現地の人に言わせれば「こんなもん」だそうで。
米国の島のクセに奥深いぞ(笑)。
今日はダイヤモンドヘッド単独登頂に出掛ける予定なんですけど、ホテルを出ても一向に雨は降りやまず。
予報ではボチボチ晴れるらしいので傘をさしてワイキキトロリーに強行乗車し、ダイヤモンドヘッドクレーターを目指します。
もちろんこんな天気の日ですから誰も乗ってやがりません。
現着しても雨は止まず、ここまで来たなら行くしかあるまいと帽子を目深にかぶり登山道へ。
いやあナメてマシタよダイヤモンドヘッド(笑)。
そんなの丘だろ?なんて思ってましたがれっきとした登山でした。
最初は上り調子のコンクリ舗装で歩きやすいのですが、徐々に岩肌の路面となりステアの石も大きくなり、頂上付近の最終局面では踊り場もない直線階段が天国まで続くんじゃねーかという長さでウエルカムTOニューチャレンジャー(笑)。
運動不足の身体にはあまりにキツカッタですが、おかげさまで雨も気にならずに登頂出来ましたですよ、、、。

で、山頂からの絶景(笑)。どこじゃココは?。

なんとなく浦安の某ランドを思わせるトレッキングルート。
本物なので隠れミッキーも隠し通路もありません。
そしてこの後、天気は急速に晴れてきて暑いぐらいに。
なんてこった(泣)。

帰路のトロリーバスの運転手と異様に人懐こい鳥の集団。
手から餌食うほど警戒心ゼロです。
バスの運ちゃんも異様に人懐こかったけど(爆)。
「オ~ドッカラキナスッタ?」
「日本から来ただよ中国でも韓国でもねーよ」
「オーニッポン!センジュニッポリアヤセにマツド!」
「なんでスラム街ばっかりなんだよ、、、」
一度ホテルに戻ってシャワーを浴びて、着替えて再びトロリーバスに乗り込んで目指すはカハラモール。
いい加減お土産を物色しないと空港の免税店であわてることになってしまいます(笑)。

アラモアナやワイキキと違ってこじんまりしてますが落ち着いててイイトコロです。
駐車場は当然ながら米国仕様車ばっかり。こっちのほうがモールよりも楽しいかも(笑)。

この日産車はなんでそ?(笑)。リア回りがミストラルぽいケド。

堂々のF150ですが、さすがにちょっと駐車場に余裕はありませんでお頭がはみ出まくり。
やっぱり島ではタコマあたりがベストサイズなんでしょうかねえ。

3代目日産パスファインダーですかね。イイ感じの老夫婦が乗ってました。

これまた珍しいリーフとサンダラ。サンダラのデカさが際立ちます。リーフが軽自動車に見えるし(笑)。
オアフ島はそれなりに大きな島ですが、米国にしては道路が広くありません。路地はまるでニポンのサイタマ(爆)。
そんなデカいピックアップでは使い勝手が悪いような気もしますが、もしかして米国人はこれじゃあ的なヤケクソで乗ってるの?と聞きたくもなります。
ダットラとかハイラックスあたりがちょうどいいんじゃね?と思うのですが。
どうせ一人か二人しか乗ってないし、軽トラでも十分なような気も(爆)。

日本ではほぼ絶滅したトンボ型の電柱。
ね?ワイキキを一歩出ると、オアフ島はけっこうヤバいぐらい田舎なのですよ(爆)。
この日も無事にホテルに帰還。
昨晩の反省も踏まえておとなしく部屋飲み+リゾートっぽくプールサイドバーでバドワイザー(笑)。
次の日は会社の同僚のお付き合い(ボディガード兼通訳?)でお買い物デー。
こっそり楽器屋もいきました。こっちの楽器屋は勝手に手に取って試奏しても良いんです。
なぜか演歌調ブルースが大人気(笑)。
ドン・キホーテにも入ってみましたが、まるで整理の悪いコストコじゃんか(爆)。
Tシャツを買いましたが、日本のようにサイズ別に並んでるなんてことはないので注意が必要。
そしていよいよ帰国の準備です。
朝9時に飛ぶ便なのに、朝7時にはチェックインせよってまだカウンター開いてないじゃん、、。
と文句言いつつも、あのJALでも南国はうちなータイムなんだなあと妙に納得。
まあこの空気でセカセカされても苛立つだけですからねえ(笑)。
時間厳守絶対主義のワタシもこの何日かでハワイに毒されてしまったようです。

やけにオープンな井上空港(笑)。
あちこちからヒコーキ丸見え。
朝飯もしっかり食ったし、とりあえず飛び立つまでやることはありません。
日本に帰ったら忙しいんだろうなあ、いっそここに住んじゃおうかなあ、なんてちょっと本気で思い始めて思わず気を引き締めます(笑)。

4泊6日の旅もこれが飛べばもう帰るだけですが、猛烈に日本食が食いたいとかショーユが恋しいとかはありません。
それだけなんでも揃うのがワイキキでした。物価は高いけど暮らしやすいってカンジです。
それにしてもABCストアのスパムオニギリうまかったなあ(笑)。

帰りは窓側の通路側。ホントは窓側の窓側をリクエストしたんだけど、隣の足臭いオッサンが先に占拠したらしい、、、、。
いつも思うのだけど、新幹線にしろ飛行機にしろどうしてワタシの隣にはロクデモネエおっさんを寄こすのだろうか?。ナニカの修行なんだろうか?(爆)。
椅子の不自由さに加えて殺意まで我慢せよとは神も何ともご無体な(泣)。
太平洋をニポンに飛ぶ便は偏西風に逆らわなきゃならぬので来る時よりも時間が掛かります。
ああ、ビジネスクラスに乗りたいよう。おカネ欲しいよう(泣)。
朝にホノルルを出発して成田に着いたのが15:00。ニポン寒い(笑)。
なんだ早いじゃんと思われるかもですが、実際は時差があるのでホノルル時間だと20:00。
5時間ほど太平洋のどっかに捨ててきたわけで、なんか不思議(笑)。
あとはマロニエ号に乗って帰るだけですが、その話は先日紹介済みのヤツです(爆)。
餃子基地に約一週間ぶりに帰投しました。
なんだかんだやはり我が家が一番、と実感する為にヒトは旅行するのでしょう(笑)。
浴槽の風呂に入って増えるワカメが戻る気分を味わい、JALのエコノミー地獄から筋肉を解放。
あ~二ホンはイイ国だなあ~(笑)。
久しぶりの和食でしょ?と奥様が出してきたのは餃子、、、。
そっか、餃子って和食なんだ(笑)。
餃子はどうでも、白米がこんなに美味いのは世界中でも日本だけでしょうね。
カツブシにショーユと軽く七味振っての銀シャリ、これだけでミシュラン星4つです。
ニポン人がハワイハワイと騒ぐのも解ります。
まあイイところです。肉に飽きたら地元フード。それも飽きたら日本食だって豊富です。
ワイキキ周辺だけだったら言葉も日本語だけで大丈夫でしょう。
多少の英会話の心得があるならもう島のどこに行っても生きていけるでしょう。
難しいことは聞いてきませんし彼らも解りません(爆)。
でもたくさんのカネがないとダメです。物価が高いのです。
一世を風靡してヒト儲けした世界中のゲーノー人が住んでいるのも頷けます。
ワタシのような生粋の貧乏人(笑)にはやはり遠い世界なのです。
なのでまた行きたいかと問われれば、NOでしょうか。
リゾートは、
①セブあたりの物価の安い場所で、
②のんびりサンミゲルと原料不明のヤキトリ片手に(爆)、
③人影まばらなビーチで過ごす
のが一番だと思うのですよ(笑)。
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- 2018/03/08(木) 00:12:45|
- オデカケ
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